会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ソフトバンク副社長、600億円で自社株取得を表明(朝日より)

ソフトバンク副社長、600億円で自社株取得を表明

ソフトバンクグループの副社長(役員になる前に165億円の報酬をもらった人)が約600億円を出して同社株を取得するという記事。

「半年ほどかけて市場で複数回に分けて買い、発行済み株式の約0.7%を握る予定。孫正義社長から後継者に指名されたアローラ氏には、大株主になって存在感を高めるほか、「自社株買い」で伸び悩む株価を引き上げる狙いもあるとみられる。」

株主との利害の一致という点では、いいことなのかもしれませんが、600億円も買わなくても・・・。購入資金の調達方法も知りたいところです。

当社代表取締役副社長による当社株式の買付けについて(ソフトバンクグループ)

副社長のコメントより。

「・・・私のこれからのコミットメントを示すものとして、個人としてもソフトバンクグループの将来性に賭け、創業者でもある代表取締役社長の孫 正義と共にビジョンの方向性を確かなものにするために決断しました。本買付けは私にとっては大きな取引でもあり、かつ自分の人生に再度大きなリスクを背負うことになりますが、・・・」

利益連動報酬制普及へ税制改正など要望 取締役協会(日経)

「2015年度中に株式報酬と利益連動給与に関する税制を改正するよう要望した。」

上場企業の役員になろうという人であれば、会社から株式報酬をもらおうなどとケチなことは言わずに、自分のリスクでその会社の株を買うのがいいのかもしれません。600億円は無理でも、6千万円なら買えるでしょう。

2015年度 経営者報酬に関する法規制・税制改正の要望(日本取締役協会)
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