週刊経営財務の５月１０日号「海外会計トピックス」で取り上げられていた記事（「監査報酬を引き下げる方法」）です。
監査法人にダンピングさせて強引に引き下げるというより、少し頭を使った方法を紹介しています。経営財務の記事でうまく要約されているのでそちらを参考にしていただくのがよいと思いますが、ここでは、項目だけ列挙します。
1. Beef up internal audit staff.
2. Set expectations with auditors.
3. Kill (or save) some trees ahead of time.
4. Keep your auditor on speed-dial.
5. Consider creative ways to split up the work.
6. Avoid change.
7. Baseline your controls.
8. Take a hard look at how many legal entities your company maintains.
9. Do a hard monthly close.
10. Bring in lunch.
（最後の項目は半分ジョークのようです。「ステーキをスキップした場合には」と注書されています。）
同じウェブサイトの最新記事で、長期間監査人を変えていない会社の例を取り上げていました。最長はProcter & Gambleで、１８９０年から同じ監査人（Deloitte & Touche）だそうです（監査人側の合併は無視しているのでしょう）。
The longest-running relationship on record is between Deloitte & Touche and Procter & Gamble, which has employed only one primary audit firm since its incorporation in 1890.
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