中古車大手グッドスピード、取締役3人辞任へ 「ウソ納車」問題で
先日、売上先行計上などの不正会計に関する報告書を公表した(→当サイトの関連記事)グッドスピード(東証グロース)で、取締役3人が辞任するという記事。
「取締役を辞任するのは、横地真吾専務ら3人。横地氏は退社し、他の2人は執行役員として会社に残る。」
社長は報酬カット3か月で済んだそうです。
会社のプレスリリース。
取締役の辞任及び役員報酬の減額に関するお知らせ(2024年1月30日 )(PDFファイル)
「経営責任の明確化を図るため」、3名から辞任したい旨の申し出があったそうです。
社長については...
「本日開催の取締役会において、第三者調査委員会の調査報告書の提言内容を厳粛に受け止め、責任の明確化を図るため、代表取締役社長は調査報告書で指摘された売上の先行計上を認識しておらず、直接関与していないことから、以下の減額割合が妥当と判断し、役員報酬の減額を2024年3月より実施することを決議いたしました。...」
プレスリリースによると、まだ火種は残っているようです。
「監査等委員会を中心に代表取締役社長及びその近親者の利益相反取引を含む関連当事者取引の調査を進めておりますが、調査方法、調査範囲を含め全容解明には今暫くの時日を要することから、調査完了時期の明示は困難であります。調査が完了しましたら速やかに公表いたしますが、関連当事者取引の調査結果によっては、本件内容について今後変更の可能性がございます。」