経済産業省は、「グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針」(グループガイドライン)を、2019年6月28日に公表しました。
「主として単体としての企業経営を念頭に作成されたコーポレートガバナンス・コード...の趣旨を敷衍し、グループガバナンスの在り方をコードと整合性を保ちつつ示すことで、コードを補完するもの」とのことです。
「経済産業省が実施した国内外のグループ経営を行う企業等に対するヒアリングやアンケート結果に基づき、グループガバナンスの実効性を確保するために一般的に有意義と考えらえられるベストプラクティスを示しています。」
以下のような構成となっています。
・はじめに(本ガイドラインの目的、位置付け、対象等)(第1章)
・グループ設計の在り方(第2章)
・事業ポートフォリオマネジメントの在り方(第3章)
・内部統制システムの在り方(第4章)
・子会社経営陣の指名・報酬の在り方(第5章)
・上場子会社に関するガバナンスの在り方(第6章)
140ページ超の大作です。別ファイルとなっているサマリーだけでも20ページ超です。
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