400名を超える投資家から多額の資金を集めていたL&A Investmentなど2社が破産(帝国データバンク配信)
(株)L&A Investmentとその関係会社の合同会社ブリッジの2社の倒産に関する記事。「10月9日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた」とのことです。
投資詐欺の会社のようです。
「(株)L&A Investmentは、2019年(平成31年)4月に設立。中小企業向けにエクイティファイナンス支援など財務・税務を中心としたアドバイザリー業務を手がけるほか、近年はファクタリング業務を主業とし、ファクタリング実行時の原資名目で投資家へ出資を募っていた。出資に際し、投資家に対して出資額に応じて個別に定めた割合で利払いをすること、契約終了時には出資金を返還することを約束していた。
合同会社ブリッジは、2023年(令和5年)6月に設立。(株)L&A Investmentと同様にファクタリング事業を手がけ、投資家を勧誘して集金を行っていた。出資に際し、当社と投資家との間で社員権取得契約を締結し、投資家は当社の社員権を取得。業務委託契約を締結し、報酬という形で利払いを約束していた。」
負債は「2社合計で約125億4400万円の見込み」とのことです。
倒産・注目企業情報(株)L&A Investmentほか1社(東京商工リサーチ)
「L&A Investmentは、経営課題や財務問題に対するアドバイザリー支援を手がけていた。また、ファクタリング業務にも注力し、ファクタリング実行時の原資を出資額に応じて投資家へ利払いするとして投資家から出資を募っていた。
ブリッジは投資家を勧誘し、当社と投資家との間で社員権取得契約を締結することで、報酬の支払いを約束していた。
しかし、2社の合併に伴うトラブルが発覚。投資家への利払いが止まるなか、ファクタリング事業の実態も不透明となったため2024年6月18日、債権者が東京地裁に破産を申し立てていた。」
L&Aインベストメント破産開始 負債125億円、多額出資募る(時事)
「売掛債権を買い取る「ファクタリング」事業の原資として出資を募り、現役世代を中心に400人超の個人から多額の資金を集めていたもよう。」
「ファクタリング事業自体に実態がない可能性があり、6月には複数の債権者らが代理人を通じ破産を申し立てていた。」