「福島の為に祈る」Help me to Help you
グレゴリー・セドフ《福島の為に祈る》DVDコンサート
福島のこどもたちに音楽ワークショップを届ける活動を支える演奏会
■6月15日(土)コンサート:17:30開場 18:00開演
会場:赤坂ストラドホール港区赤坂6-6-3 赤坂IDEAビルB1 アクセスQr:
全席自由:6000円(コンサートのみ)
10000円(パーティールームでの懇親会費込み40名先着順)
演奏会終了後、19:45~ パーティールームでの懇親会では、福島の食材やお酒、ボルドーのシャトーでセドフの親族が作る金賞受賞のソーテルヌワインもお楽しみ頂きます。
■プログラム(予定):
チャイコフスキー:「白鳥の湖」、「四季」より ピアソラ:ブエノスアイレスの秋、
バーンスタイン:「ウエストサイド物語」
五木の子守歌、ねむの木の子守歌、会津磐梯山、ふるさと、雲のかなた(福島応援歌)他
★グレゴリー・セドフが、音楽のイメージに合わせ、自ら製作し、数々の国際コンクールマルチメディア部門で優勝した映像作品を投映し、それに合わせて生演奏をする形式のコンサートです。
★お問合せ・お申込み:K&A: kkawashima@cssimc.com
090-3576-0075 担当:川島
■グレゴリー・セドフ:ロシア国家芸術文化発展功労賞受賞音楽家
力ルコフ音楽院及びサンク卜・ペテルブルグ国立音楽院修了。
1995年、アメリカの著名なヴァイオリン製作者C.M.ハッチンスによるピッコロ ヴァイオリンに出会い、以来、この新しいアイディア、サウンドの楽器に魅せられ、世界初のピッコロヴァイオリン奏者として活躍。サンクト・ぺテルブルグ・ハッチンス・オクテットのソリストとして、1998年にリリースされた「サンクトぺテルグルグ・ハッチンス・オクテット」のCDは、この年のグラミー賞ベストクラシック レコーディング部門、ベストクラシック室内楽演奏部門、ベストクラシック録音技術部門の3部門において、セミファイナルを受賞した。
これまで指導した数々の生徒がコンクールで入賞したことで、“コンクールに出場する生徒を指導する優秀教師”のディプロマを得る。自身も、ウイーン、パリ、サンクトペテルブルグで開催された国際コンペティション、マルチメディア部門で、ピッコロヴァイオリンの演奏に、自ら曲のイメージを映像化した作品も1位を受賞。2011年東北震災直後から福島復興支援の活動を開始、2016年には、東北大震災及び福島原発事故後5年を機に、「福島の為に祈る」をテーマに日本の曲を演奏し、映像を制作したDVD作品が再度オーストリアの国際コンペティション、マルチメディア部門で優勝。2017年3月には、この作品を使った福島復興祈念イベントをサンクトペテルブルグで開催。多くのロシア人の共感を得た。2018年3月に再びサンクトペテルブルグで「福島のために祈る」コンサートを開催。音楽鑑賞教育プログラム開発にも積極的に関わり、福島の学校へは、このワークショップをボランティアで届いている。
2010年、銀座ヤマハホールでのリサイタルには、皇后陛下美智子様がご鑑賞下さった。2011年、東京国際大学特命教授に就任。2012年、NHKBS1「エル・ムンド」、WOWOW ザ・プライムショーに出演。2013年日本ツアーでは、次世代演奏家プロジェクトを開催。後進のピッコロヴァイオリン奏者を指導、オーケストラとの共演で指揮者デビューを果たす。2018年からは、視覚障害の若い演奏家と共演する演奏会もワイフワークに。
これまでレニングラード・コンサート・オーケストラの首席奏者、マリインスキー歌劇場オーケストラメンバー等を歴任。ユーリー・テミルカノフの信認篤く、彼とともに、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団に移籍。1994年よりサンクトペテルブルグ国立音楽院室内音楽科及び国立音楽大学で教鞭とり、多くの演奏家、コンクール受賞者を育てている。
★スクールワークショップ:小学校4、5年生の感想文より★
「ピッコロバイオリンの演奏を聞いていたら、ものすごくきれいな音で、何もかも忘れてしまいました。気がついたら、2曲演奏が終わっていました。」
「グレゴリーさんのピッコロバイオリンの演奏を聞いて、一番最初にひいてくれた「ピーターと狼」からすごく音がきれいで感動しました。グレゴリーさんがひいてくれたピッコロバイオリンの音色は大人になるまで、わすれません。わたしは、ピッコロバイオリンがこんなにきれいな音で心がきれいになる楽器だとは知りませんでした。本当にありがとうございました。」
「ピッコロバイオリンの演奏、すごく音色がきれいで、すごく感動して、ちょっと泣きそうになりました。グレゴリー・セドフさんとピッコロバイオリンは親友なんですか?ひいてて、すごい楽しそうでした。聞いてるほうも楽しくなりました。」
★ピッコロヴァイオリンとは:
アメリカの音響学者で弦楽器製作者のカーリン・ハッチンス博士が20年以上の研究を経て、開発製作した高音の弦楽器。通常のヴァイオリンの1オクターブ高い音域をまろやかに奏でる。その高音を実現するために、NASAがロケットに使う極細で最強の素材開発をベル研究所に依頼した、特殊のワイヤーをこの楽器のE線に使っている。この楽器のソリストとしてコンサート活動をする世界で唯一の演奏家が、グレゴリー・セドフ。現在は、日本での2人の演奏家がこの楽器にチャレンジしており、サンクトペテルブルグ国立音楽院では、昨年秋より正式な第二専攻楽器として認められ、現在グレゴリー・セドフの下、6人の学生が学んでいる。音楽の新たな地平を開く大きな活動と、著名な音楽家から賞賛と期待が寄せられている。
また高音のサウンドは、癒しを音としても注目されている。