2020年10月17日土曜日2回公演
1回目:13:30開場、 14:00開演
2回目:15:30開場、 16:00開演
ロシア文化フェスティバルの公式プログラムとして、毎年ロシアからグレゴリー・セドフを招き、日本の目の不自由な音楽家との交流演奏会を行ってきましたが、残念ながら、今年は中止を余儀なくされてしまいました。
世界中の音楽家が自由に行き来し共演できる日が早く戻ってくるよう願い、更に、世界中の医療現場を支えている方々、困難を余儀なくされてる皆様へ、エールを贈る為に企画した「パラアーツ de エールを!」。
障害を抱えながらも、頑張っている演奏家の歌や演奏で、多くの方に元気や勇気を贈れればと思います。
この演奏会は、東京都の芸術文化活動支援事業「アートにエールを!」に参加したプロジェク「パラアーツ de エールを!」の実演版です。
筑波大学附属視覚特別支援学校音楽科卒業後、音大で学び、海外でも活躍している皆さんを主体にした企画です。
ピアノ:ユーリー・コジェバートフ、
フルート:綱川泰典
ソプラノ:川端みき
バリトン:北原新之助
テノール:箕輪健太
参加費:4000円(消費税込み)
お問合せ:090-3576-0075
お申込み:kkawashima@cssimc.com
事前予約・お振込みをお願いいたします。受付時には、万が一の際に、トレース可能となるよう、フルネーム、ご住所、お電話番号をご記入の上、メールにてお申込み下さい。
受付にて検温をいたします。ご健康状態に自信のない方、熱の高い方はご入場をご遠慮下さい。マスクの着用をお願い致します。お花その他のプレゼントなどはご遠慮下さい。控室等のご訪問もご遠慮下さい。その他会場のコロナ感染対策ガイドラインに沿った運営、開催にご協力をお願い致します。
出演者プロフィール
■ユーリー・コジェバートフ:(ピアノ)
ピアノ:サンクトペテルブルグ国立特別音楽学校卒業。モスクワ・グネーシン音楽大学 (現在グネーシン記念ロシア音楽アカデミー)卒業。 ピアノ専攻、ボリス・ベールリン教授に師事する。ロシアのヴァイオリン名手で、6つの国際コンクール受賞の経歴を持つベズヴェールホニー・ミハイルと共演。 マリインスキー劇場ピアノ演奏担当。クロステルシャンタル(ドイツ)の国際コンクールにて演奏家賞を受賞。1998~2001年台北文化大学、イェンリン市の音楽大学にて教育活動を行い、その間に国際コンクール受賞者4人を育てている。 コンサートマスター伴奏者、演奏指導 ディプロマ取得。ロシア芸術センターの「天使の音色」コンサートにてピッコロ・ヴァイオリン奏者、 グリゴリー・セドフと共演。 その後も日本でロシア大使館、王子ホール他でグレゴリー・セドフと共演。イリーナペレン、マラトシェミウノフの「ロシアの芸術美」バレエガラコンサートで共演。世界中の名だたるダンサーより、バレエピアニストとしての信頼が厚い。
■川端 みき:(ソプラノ)
広島県出身。筑波大学附属盲学校高等部音楽科卒業、専攻科音楽科修了。
フェリス女学院大学音楽学部声楽学科卒業。在学中、オーケストラとの共演を果たす。
2004年度三宅賞奨学金を受賞。
2014年テレビ朝日主催第6回トレヴァンコンチェルトに出演。2014年度から2年間筑波大学附属視覚特別支援学校音楽科非常勤講師を務める。現在は様々な施設や団体に招かれ全国各地で演奏を行っている。
■綱川 泰典:(フルート)
埼玉県出身。筑波大学附属盲学校音楽科(現、視覚特別支援学校) 、武蔵野音楽大学音楽学部器楽科を卒業。
これまでに「ウインズ・ソロコンテスト」金賞及びヤマハ賞、「第6回ベストプレイヤーズコンテスト」部門優秀賞、
「第10回日本クラシック音楽コンクール」全国大会入選、「第1回ドイツ音楽コンクール」優秀賞などを受賞の他、
埼玉県の三大偉人の賞のひとつである「第1回塙保己一賞」奨励賞、第12回チャレンジ賞を受賞している。
リサイタルやコンサートの企画、全国各地での演奏活動を行う一方、カーネギーホールやウィンザー城での演奏の他、ダスキン愛の輪研修をきっかけにドイツ、オーストリアにも数度渡りコンサートに出演。その他CD録音、TVやラジオ出演。作編曲、後進の指導も行っている。
2018年より、ロシアのピッコロヴァイオリン奏者、グレゴリーセドフの 「Music for All 、パラリンピックのその先へ」 ちきゅう市民クラブフェスティバルに参加。
■北原新之助:(バリトン)
香川県出身。14歳から声楽を学ぶ。筑波大学附属視覚特別支援学校高等部音楽科、専攻科音楽科を経て、武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業。
第57回ヘレン・ケラー記念音楽コンクールでヘレン・ケラー賞受賞。
第61回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部入選、全国大会出場。
歌を近藤政伸、小野山幸夏、亀井陽二、Georg Lehner、Maria Loidl の各氏に師事。ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣第35期生,Co-Co Lifeタレント部所属。
■箕輪健太:(テノール)
国立音楽大学音楽学部卒業。
同大学卒業と同時に東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団指揮研究員を務め、飯守泰次郎、矢崎彦太郎両氏の下、研鑽を積み、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の主要演奏会に出演。
これまでに指揮を飯守泰次郎、矢崎彦太郎、田中良和、塩谷明、声楽を秋山恵美子、天野秋雄、ピアノを花岡千春、音楽理論を礒山雅、和声学、対位法を森垣桂一、クラリネットを生島繁、コントラバスを瀬野恒、室内楽を島田俊雄の各氏に師事。
現在、東京国際音楽コンクール「指揮」部門、ブザンソン国際指揮者コンクール、シカゴフィル・ハーモニー等のコンクール経験を生かし、世界的活躍を続けている。また国立音楽院指導講師として、後進の指導にあたっている。
彼の持ち味は、器楽的に整理された、端正な音楽作りはもちろんのこと、声楽曲のレパートリーも広く、演奏家の最大限の能力を発揮させるテクニックが、器楽演奏家、声楽家から、絶大の信頼がある。
今後、注目の指揮者の一人である。
フライハイト・ムジーク・アンサンブル常任指揮者、国立音楽院指導講師、やまと国際オペラ協会会員、NPOちきゅう市民クラブ会員。
企画・プロデュース:川島佳子
(K & Associates International )
協力:NPOちきゅう市民クラブ