海音窯ブログ

千葉県旭市飯岡で開設している陶芸工房「海音窯(かいおんがま)」の日々の活動、イベントの記録や予定など。

「 Bottle mark2」と「2way Bottle」周波数特性と試聴

2024-07-13 17:28:22 | 日記

「Bottle mark2」:陶器スピーカーAmano Iwabue 1号機「Bottle」がモデルチェンジ、
好評いただいた基本設計はそのままに
スタイルをさらに理想の球体に近づけ一体成型により強度アップしました。
グリルネットも陶器製に変更、プラスチック部品を減らしました。

 

「2way Bottle」:高音再生のためのツイーターを配置。切れのある再生音が特徴です。
的確な定位と広い音場再生を可能にしました。

 

新「 Bottle」2機種 周波数特性と試聴

測定は距離1m、グリルネットを外した状態で測定

・「Bottle mark2」

50Hzあたりから十分な低音が出力されている。高音はわずかに下降した特性。
低音は芯があり、高音は耳障りな音が出ない素直な透き通った音。
ボーカルがきれいに再生される。

 

・「2way Bottle」

ツイーターの効果が測定結果に表れて高音が伸びている。音にシャープさが加わり音像が明確になる。シリーズ最高音質機種。


新機種 「Mini Bottle」誕生‼ 周波数特性

2024-07-13 15:26:16 | 日記

陶器スピーカーAmano Iwabue「Mini」が「Mini Bottle」となって生まれ変わりました。

設置スペースの少ないボトルスタイルを採用、陶器感を打ち出してます。

新5cm(8Ω)ユニット採用で音質も大幅に向上しています。
同ユニット使用機種の「concert」と比較して、
周波数特性(距離1m)もワイドでフラット、細かな音をよく再生します。

高音のきれいさと5cmのユニットしては低音感も十分。ボーカルが美しいです。
「concert」の音場感に対してシャープな定位感が楽しめます。

 


新コンセプト機種 Amano Iwabue「concert」周波数特性と試聴

2024-07-13 11:51:52 | 日記

ステレオ音楽再生では左右2台のスピーカーを配置するのが一般ですが、

新機種「concert」では一つのボディーに左右のスピーカーユニットを対極に配置する構造としました。

これにより省スペース高音質と、広い指向性によってリスナーの位置が自由になるといったメリットがあります。

また、今回8Ωユニットの使用により、並列接続で片チャンネル4Ω、左右2台使用の無指向性スピーカーとしての使用も可能です。

 

パッシブスピーカーですので外付けのアンプが必要です。
今回の試聴では実際の使用を想定して
Fosi Audio BL20A を使用しました。
ブルートゥース接続対応、リモコン付きでトーンコントロールも可能な
ハイCP機種です。

 

「concert」周波数特性を測定しました。
部屋の影響を受けにくいように50cmの近距離での測定です。

・写真1枚目 ユニットを左右に配置した本体正面、ユニットに対しては真横からの特性

デスクトップでの至近距離ではこのパターンになります。
ややかまぼこ型特性で、癖のない聴き疲れしない音です。

 

・写真2枚目 ななめ45度からの特性

正面の特性に比べて低域、高域とも張り出してきてワイドレンジとなります。

 

・写真3枚目 片側ユニットに対して軸上正面、反対ユニットでは背面となる特性

片側並列接続、左右2本使いではこの特性となります。
低域、高域とも張り出し、特に高域は伸びてワイドレンジ再生が可能です。

 

球形に近いことのメリットでどの方向からも高音質で再生できています。

デスクトップ使用でも、あるいは視聴ポジションが限定されないBGM視聴でも

満足できる音質が得られます。

定位感よりは、コンサートホールのような音の広がりが印象的な再生音です。

モノラル音源再生にも最適です。