仏➖寛き道を行く➖

日常における色々な出来事を、仏教的見地からわかりやすく説明できればと思います。

コロナウィルスの終息祈願

2020-05-03 06:43:00 | 日記



皆さん、おはようございます。高野寺住職中江寛道です。
 先日、コロナウィルスの終息を願い、護摩を焚きました。
 高野寺の年に一度の護摩法要です。

 真言宗では、人の様々な願い事を叶える祈願として、護摩を焚きます。 護摩を焚くとは、檀木という木に、自分の願い事を書いて、その木に書いた願い事 つまり、煩悩であります。それを、本尊不動明王さまに、聞いていただき、その願いを成就して、煩悩を消してしまうという修法です。
 
 不思議と、護摩を焚きますと、その堂内が、とてもスッキリして、気持ちが良い空間となります。
 また、詳しいことは、ブログで、書きたいと思います。
 ありがとうございました😊
 皆さんの御健康を祈っています。🙏🙏🙏😊









葬儀について

2020-03-25 08:44:00 | 日記
ここ連続して、略式の葬儀が続いていました。

ここに言う略式葬儀とは、一日葬や、炉前の読経といった型式の葬儀の意味です。

 通常は、枕経に始まり、通夜式、葬儀、還骨法要たる初七日法要 と、一般的な手順を踏みます。

 つい最近までは、通常な手順で、粛々と葬儀をしていましたが、インターネットの情報によって、送る側の都合を重視した結果、益々、簡略化され、肝心なポイントを外した葬儀をしているものと思います。
 大変な、危機的状況であると危惧しています。 これで、正直、キチンと引導ができるのか?と、
 
 今日、明日と、葬儀を行います。 葬儀とは何か? 通夜式とは、何か? 枕経の意義などを、通夜式の後に、御遺族の方々に、わかりやすく、丁寧に、お話ししようと思います。

 今日が、皆さんにとって、素敵な一日となりますように 🙏🙏🙏

 

 

お彼岸の最終日です。

2020-03-23 01:26:00 | 日記
 今日は、お彼岸参りの最終日です。 ここに、彼岸参りは、何故、するのでしょうか?

それは、春分の日は、太陽が真東から上がり、真西に沈む 真西の方角には、極楽浄土があり、阿弥陀如来さまのところに居る御先祖さまの冥福をお祈りする儀式であると思います。

お墓は、直接、御先祖さまの身体を清めることができる場所です。 
 お彼岸参りには、阿弥陀信仰によって、御先祖さまに、感謝するためかも知れませんよね。

拙僧の恩師から、昔に、あんたは、まだ、結婚しとらんから、子供もいないし、先祖の気持ちがわからんやろなぁ と、言われました。

今では、何とか、結婚もし、子供にも恵まれて、親にならさせていただきました。

本当に、我が子は、可愛いし、何かわかりませんが、愛おしく思います。 この気持ちのことを、恩師は、話してくれたのだと思います。

 もし、人が死んで消えていないのであれば、必ず、自分の子、孫、ひ孫 を、守ってくれているのではないかと、実感しました。

 拙僧は、日々、朝勤行の時に、顔は見たことがありませんが、拙僧の親、そのご両親、また、その父、また、その父まで、戸籍で調べてわかる範囲で、ご冥福をお祈りしてます。

 お墓も、御先祖も、大切にしなければならないと、拙僧は、思います。

 長くなりましたが、ありがとうございました😊🙏🙏🙏💦💦💦

2020/03/13

2020-03-13 00:59:00 | 日記
拙僧は、まさか、僧侶になるとは、全くと言って良いほど、考えていませんでした。
 亡き父親の夢が、法律事務所の事務長をしたかったみたいで、その夢を叶えるために、弁護士になるべく、司法試験を頑張っていました。
しかし、運が良く、合格しなかったために、30歳になった時に、仏門に入りました。
 また、拙僧の弟が、先に、僧侶になり、その修行僧の姿に、ある種の憧れのような思いを抱きました。そして、父親の勧めもあり、修行して、僧侶となりました。
 僧侶になると同時に、真言宗の大学である種智院大学仏教学部に、仕事をしながら3年編入をし、しかも、お金が本当になかったため、しっかりと勉強して、学業賞も取り、特待生となりました。 卒業後、次は、四国遍路を研究したいと考えて、大谷大学仏教文化を専攻し、
近世四国遍路を研究しました。
 当時、大阪府枚方市にて、小さいながらも庵を建て、真言宗高野寺 タカノデラを、立ち上げ、京都府相楽郡精華町に高野寺を建て、更に、木津川市城山台にて、観音院を建てました。 
 ただ、ひたすら、真面目に頑張って来ました。 
 これからの残りの人生を、地元の役に立って仏教の信頼を取り戻すべく、頑張って生きたいと思います。
 高野寺観音院住職 中江寛道🙏🙏🙏😊




四国遍路 笈摺作成

2020-03-10 01:03:00 | 日記
皆さん、こんばんは。高野寺住職中江寛道です。 先日、四国遍路に行きました。
朝早くから、京都を出て、阪神高速道路に乗り、神戸淡路島経由で、四国遍路一番札所 霊山寺に到着しました。






先ずは、山門をくぐって本堂に向かいます。
山門をくぐる理由は、山門には、仁王さんが参拝者のお祓いをしてくれるからです。

 次に、本堂釈迦如来さまです。



ここでは、仏前勤行次第をお唱えします。
ローソク🕯と線香をお供えし、日々の感謝と、願い事をします。

次に、大師堂に行き、般若心経をお唱えし、納経所へ行き、笈摺に朱印を押してもらえるます。 今回は、 15枚作ります。




今回は、本堂の手前の左手にあるお不動さまも、拝みました。



次に、第五番札所 地蔵寺にて、同じように拝んで、笈摺に朱印をいただきます。



次は、第八十八番札所 大窪寺に到着しました。








ここの山門をくぐって本堂に向かいますが、その左手に「弘法大師曰く」の石塔があります。
ある霊感の方が書かれたもので、是非、写してください。とても有り難いお大師さんのお言葉が書かれています。
 他にも、第21番札所太龍寺、第45番札所岩屋寺にも、同じ石塔があります。
 内容は、それぞれ異なっています。どれも素晴らしい言葉が書かれています。 



本堂向かって右手前には、お不動さまの石像があり、拝みました。



次に、大師堂に行きました。



最後に、鐘楼殿にて、梵鐘をつきました。
拙僧の子どもたちが、しっかりとついてくれました。笑笑 ^_^😁😆😄



今回も、無事に、四国遍路お参りできました。

南無大師遍照金剛 🙏🙏🙏

# 四国遍路 #同志社大学 #笈摺 #葬儀
#弘法大師 #