地球温暖化・・本当に進んでいるのね・・ （北海道でブドウを栽培）

☆・・４月から１０月の平均気温が１４度を超えたという・・☆

『地球温暖化』
かなり前から耳にするようになった言葉だ
でも・・
自分自身の体感では『地球温暖化』ってまだピンとこない
だって・・
冬は普通に寒いじゃないですか
雪だってガンガンに降っているじゃないですか
夏だって我慢できないほど暑くなった・・とも思えない
本当に『地球温暖化』が始まっているのだろうか？
常々そのように感じていた

ところが・・
新聞で見た記事に・・大いに感心してしまった・・少し実感として感じられた
その見出しは
「北海道のワイン」
「温暖化で脚光」
「ブドウ栽培の適温地に」
というものだった

ワインに好適種なブドウにピノ・ニワールという品種がある
このブドウの栽培に適した気候は、４～１０月の平均温度が１４～１６度なんだそうだ
北海道は中央部の十勝地方に芽室町という町がある
ここはほんの２５年前までは平均気温が１３度前後のところだった
１４度を超えたことなど１度もなかった
ところが・・
１９９０年に１４度を超えた
その後も超えなかったり超えたりとしながら、ズルズルと平均気温が上がってきた
この５年間は1年おきに超えるようになった
そのためピノ・ニワールの栽培適地になったという

そして
その原因がほかでもない『地球温暖化』なのだそうだ
そうなんだ・・『地球温暖化』ってそういうことなんだ・・と感心させられた

ブドウ以外にも・・
リンゴも『地球温暖化』により栽培適地が変わり始めているという
東北以南の平野部では栽培が困難になると予想されているという、一方北海道全域が適地になる・・という

温州ミカンもそうらしい、現在の主産地のほとんどが年平均15～18度の適温域から外れてしまう可能性があるという
温州ミカンといえば、静岡県のある中部地方から九州地方が主産地だよね
わが静岡市や浜松の三ケ日辺りはミカンの木だらけだけど・・取れなくなるのだろうか？
あるいは、取れても味が悪くなるのだろうか？


『地球温暖化』って・・我々のわからないうちに・・確実に進んでいるんですね