マイナス金利政策の影響が・・ここにも・・ （生保の一時払い）

☆　銀行の金利から始まって・・　　☆

日銀がマイナス金利政策の発表をしたとき
自分は、
これで市中に資金が出回る
株式市場にも資金が流用される
景気が良くなる
と単純に考えた

実際は
日に日に景気が悪くなっていく
銀行はこれ以上預金を集めたくないと、預金金利を下げ始めた
日経平均株価も１７，０００円台だったのに、一時１４，０００円台まで下がる
新聞紙上もあまりいい話が載らなくなった

そして
我々の仕事に関係する分野にも影響が出始めた
クライアントの相続対策や事業承継などに活用する生命保険の分野だ
ニュースによると
明治安田生命が「一時払い終身保険」の予定利率を引き下げるというのだ
この商品の予定利率は現在０．８５％、これ自体低いと思うのに・・
０．７５％に引き下げるというのだ

この予定利率
これは生命保険会社が預かった保険料を運用して利益を出して
その利益から費用を差し引いて、契約者に戻す利益の利率をさす
生命保険会社はそれこそ資金運用のプロ中のプロ
そのプロたちが頑張っても稼げる利益が今より確実に下がる
その様に判断した・・ということだ

また
他の一部の保険会社は販売自体をやめるという報道もある

どうなのでしょう？
このような影響がこの先広がるのでしょうか？