(台風11号の三重県の豪雨)
台風11号は四国の高知に上陸し北東へ四国を通過
兵庫県に再上陸日本海に抜け能登半島の沖合を東北東へ進み
日本海上で勢力の強い温帯低気圧になった
この動きからみて
台風の東側の風雨の強い地域は紀伊半島の西側あたり
ところが
その紀伊半島の反対側の三重県で豪雨になり各地で被害が出た
なぜ台風から離れていた三重県で?
今日のお昼
ひるおびで森気象予報士が解説していた
う~ん なるほど!!
そういうことでしたか
それは
レインバンドという現象が起こしたことだった
台風は右回りの渦
その東側は南から北に向かって強い流れが起きこれに太平洋の湿った空気が流れ込む
その為台風の東側は風雨が強いのだ
この流れをスパイラルバンド(内側降雨帯)という
そこからはるか東の太平洋上に高気圧がいた
(台風はこの高気圧のへりを迂回するように進んでいた)
この高気圧は台風と逆の左回り
この西側はやはり南から北への流れがあり、その流れに太平洋上から湿った空気が流れ込む
やはりこの流れのベルト地帯は風雨が強いのだ
今回この流れがスパイラルバンドの大外にできた
それを気象用語でアウター・レインバンド(外縁部降雨帯)というとのこと
このレインバンドが三重県をすっぽり包んだ為、三重県に豪雨が続いたのだった
そんなことがあるのですね~
台風11号の死者は10名になったそうだ
お悔やみを申します
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