ＴＰＰは１２か国がＥＵと同じようになるとのことだ・・ （原産地規制）

☆　域外の部品は使えなくなる・・　　☆

農産物の関税撤廃が大きな話題になっている
ＴＰＰが始まって以降・・農産物はどうなるのだろう？
そのような問題の詳しいところはまだ理解していないのだが・・
先日、ある講演を聞いてきた
講師は政治評論家の田崎史郎さんだ

田崎さんの言葉の中で一番印象に残ったのが
「ＴＰＰは域内１２か国がＥＵと同じになるということ、重要なのは原産地規制の５５パーセントルールなのです。域外の中国などを規制することなのです。ＴＰＰは歴史的大きな転換点になります」
というくだりだ
その言葉のすべては理解できないけど・・

要するに・・１２か国がＥＵのように一つの国になり日本とかアメリカとかが都道府県になる・・ということなのかなぁ
そんなふうに聞こえました

自動車も域内の部品が５５％以上なければ国内産と認められずに・・関税ゼロにはならない
だから・・中国などの域外の部品は使えなくなる・・ということだ

では・・ＴＰＰ１２か国とはどこなんだろう？
調べてみました
（1）日本　（2）米国　（3）カナダ　（4）メキシコ　（5）ペルー　（6）チリ
（7）オーストラリア　（8）ニュージーランド　（9）シンガポール　（10）マレーシア
（11）ベトナム　（12）ブルネイ
こうしてみると、環太平洋というけれど加盟していない国が結構あります
中国・韓国・インドネシア・フィリピン・タイ・ロシア・・などなど

域内１２か国と域外の国と・・
ＴＰＰが始まると・・安くなる国の製品とならない国の製品
多分その辺が明確になるのでしょう
農産物も現在輸入されているものが全て安くなるのではない
ということですよね～

ＴＰＰの片鱗がちらっと見えた・・
そんな気持ちになった講演会でした