静岡県 静岡市の 神戸(かんべ)です 

静岡市のおじさん税理士「かんべ」です
見たこと、聞いたこと、経験したことなど 
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びた一文払わねぇ

2012年11月11日 | かんべのうんちく
《一文とは?》
貨幣というものが流通するようになったのは室町時代あたりから
この頃の貨幣のうち銅銭は一枚が一文だった
銀銭なども流通していたので、一番安い貨幣が一文となる


《びたは?》
この頃は鋳造もされたようだが、中国あたりの銅銭を輸入してそのまま使っていた
輸入銭とか渡来銭と呼ばれていた

ただ中には表面がすり減った粗悪な銭も結構あった
その粗悪な銭を「びた銭」といった

このびた銭は嫌われており受け取りを拒否されることもあった


《びた一文》
貨幣の単位の一番下が一文
一文銭の中で一番扱いが悪かったのがびた一文銭

そんな最低最悪がびた銭の一文
そのびた一文も払わねぇ というのだから

今で言えば一円だって払わねぇ
ということですね

以上 かんべのうんちくコーナーでした

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