イズシカメンチだそうだ （静岡県大の学生さんたちが開発）

☆・・鹿による被害はすごいらしい・・☆

自分の実家は伊豆修善寺だ
実家の兄の話では家の前を鹿が悠々と歩いているという
家の農作物の被害も深刻らしい

静岡県の鹿による農産物被害は・・なんと・・２億円だという（２０１５年）
昨年末の伊豆地域の推定生息数は３万頭とのこと
県は５千頭まで減らそうとしているそうだが、この６年間ほぼ横ばいという
１年間に９０００頭近く駆除している（県内）というから、その繁殖力はすごい
メスの鹿は２才くらいから子を産み始める
そしてほぼ毎年２頭から３頭生む、５年でおよそ倍の数になるという
３万頭がそのままなら５年後に６万頭になる計算だ
単純に１年間に約６０００頭ずつ増える
駆除した９０００頭が全てメスなら減少するだろうが、実際はオスのほうが多いらしい

なぜ？里の農産物を食い荒らすのか？
山の中の食べ物が減ったから？
普通はそう考えるが・・違うらしい
山の中の食べ物より、里の農産物のほうが断然おいしい
鹿たちがそのことを学習しちゃったというのだ
美味しい農産物の味を覚えちゃえば、もう山の中の食べ物は見向きもしなくなるのは必然だ

さてその駆除した鹿肉、「イズシカ」というらしい
伊豆では一定の場所でそのイズシカを売ったり食べさせたりしているようだ
いわゆるジビエ料理だよね

このほどそのイズシカ肉を使ったおいしいメンチを県大生たちが開発したそうだ
面白いのが、鹿の被害にあっている伊豆のワサビやシイタケを鹿肉に混ぜているというところだ
このイズシカメンチ、清水区の「ごはんやさくら」というところでたべられるという
どんなものか・・いちど食べに行ってみたいね

年間に駆除する頭数をもっと増やして、鹿肉がもっと市中に出回るといいな
スーパーで普通に買えるようになってほしい
鹿刺しや鹿鍋で晩酌・・やりたいな～