ウルヴァリン: X-MEN ZERO / X-Men Origins: Wolverine

2009-06-07 | 映画
今回は、X-Men ウルヴァリンの誕生を描いた「X-Men Origins: Wolverine ウルヴァリン: X-MEN ZERO





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150年以上にわたり、兵士として幾多の戦場をかけぬける2人の兄弟がいた。兄ビクターと弟ローガン。
2人は、驚異の肉体再生能力と戦闘能力を持つミュータント。ビクターは、野獣のような攻撃で敵を倒し、ローガンは両拳から飛びだす爪を武器とした。
2人は、幼少のころ、ある悲劇をきっかけに兄弟であることを知り、特殊能力が覚醒。
以来、普通の人生に背を向けて、南北戦争、第一次、第二次世界単線そしてベトナム戦争の中にもを投じてきたのだ。
しかし長年の戦争人生の中で、ビクターは凶暴さは次第にエスカレート、ついには勢い余って仲間を殺してしまう。
ビクターと彼をかばったローガンは軍に逮捕されるが、謎の軍人ストライカーが現れ、釈放と引き換えに<チームX>への参加を持ちかける。
<チームX>はストライカーの命のもと様々なミッションを行うが、ある時、アフリカの非人道的な任務をめぐって、ローガンはビクターや他のメンバーと対立、<チームX>を離脱する。
6年の月日が流れた。ローガンは、美しいカナダの山奥で、女教師ケイラと静かに暮らしていた。戦いと悲しみだけの人生しか知らないローガンにとって初めて経験する安らぎの日々。
しかし、その平和も長くは続かなかった。
ストライカーが現れ、ローガンの留守中にケイラを殺してしまう。復讐を誓ったローガンは、ビクターを探し出し戦いを挑むが、その圧倒的なパワーの前にたたきつぶされる。
意識をとろい戻したローガンにストライカーが接触してきた。
ビクターを倒すために手を貸すと。
それはローガンの骨格に、超金属アダマンチウムを移植し、最強の戦士に改造することだった。
湖の地下の秘密基地で改造手術は行われた。手術直前、ローガンは、ストライカーに「これからはウルヴァリンと名乗る」と伝える。
それはケイラが教えてくれた、言い伝えに由来するものだった。
手術は想像を絶する苦痛を伴ったが、彼の肉体と精神は耐え抜いた。
だがストライカーは最初からローガンの復讐に加担するつもりはなく、彼を洗脳し、ある巨大な陰謀に利用するつもりだったのだ。
すべては、ストライカーの仕組んだシナリオだった。洗脳処理寸前のところで、ストライカーのたくらみを知ったローガンは激怒し、脱走する。
ウルヴァリンとして生まれ変わったローガンは、ストライカーの放つ刺客をたおしつつ、復讐を遂げるため、ビクターとストライカーの待つ巨大な悪の組織の中枢へと向かっていく。
そこでストライカーは、今まさに世界を揺るがす、恐るべき計画を実行しようとしていた。
果たしてその陰謀とは?そして宿敵ビクターと最終決戦の行方は?
壮絶な戦いと衝撃の真実が、ウルヴァリンを待ち受ける...(オフィシャルサイトより)

     
     作中半分位を、上半身裸かランニングですごしたヒュー・ジャックマン 。

     
     スカーレット・ヨハンソンの旦那さん、ライアン・レイノルズのシリアス役はピンと来ないな。

     
     ほとんど無名のヒロイン

     
     この人「30デイズ・ナイト」でバンパイヤーやってた人だ

     
     「ディファイアンス」の役とあまり変わらない、リーヴ・シュレイバー


とうとう「X-Men」も安直なオリジンものに入っていってしまった。
主演は、アカデミー賞でも司会をしたヒュー・ジャックマン、相手役に最近露出度の高い、泣きそうな顔が印象的なリーヴ・シュレイバーと、癖のある悪役が似合うダニー・ヒューストン。
他に、アメリカではコメディー作品が多い、ライアン・レイノルズが出ている、が彼は前半で刀を振り回して活躍し、後半は最強のX-Menになるが、とっても情けない風貌にされている。

今回の邦題は、かなり考えたあとがみられるが、別に原題でもよかったのでは。

     
     のちのX-Men一期生達

     
     CGポスター風 その1

     
     CGポスター風 その2 この役者は、安っぽいジョニー・デップみたい。

     
     CGポスター風 その3

     
     子供の頃から爪が出てくるローガン少年


リーヴ・シュレイバーとからませてはいるが、他の作品と比べると、ヒュー・ジャックマンの作品という感が強い。
そして、彼の上半身裸かタンクトップ姿のシーンが無駄に多い、気がするが、これもファンサービスか。
リーヴ・シュレイバーは、セイバートゥースという狼男みたいな役だが、これは前作の「ディファイアンス」と風貌とキャラが全く変わっていない。スチール写真を入れ替えても誰も分からないと思うが。

今回も多くのミュータントが出てくるが、ライアン・レイノルズ演じる刀を振り回すデッド・プールは、勘弁して欲しい。
ハリウッドで、刀と忍者が出てくるのは見たくない。

ウィキペデイア等をみていると、今作で出てくるそれぞれのキャラクターに長い説明があって、子供の頃からMarvelに親しんでいれば、それなりに楽しめるのに、やっぱり薄っぺらな楽しみ方しか出来ないのが残念。
それにしても、不摂生でデブになるミュータント、ブロブには笑ってしまった。

ストーリーは、ローガンの生い立ち、ミュータントからX-Menとしてのウルヴァリンの誕生と、彼の記憶のことなど、今まで謎だったところをスッキリさせてくれた。
子供の頃から角のような爪が出てきたのも分かったし、3度の大戦争に参加しているのも分かったし、いったい何歳なんだ。

CGは、迫力満点で言うことなし、新しく得た超金属の爪を使って、ハマーも、ヘリコプターも、牢屋も何でも切り裂いている。

最後にサービスカットが出てくるので、お楽しみに。
何故か彼は日本にいて、女性のバーテンダーと話してる。
これは、「X-MEN」に続くシーンと思われる。


     
     X-Men集合写真

     
     髪の毛さっぱり

     
     顔の大きい安っぽいジョニデです。

     
     コメディ俳優でスカーレット・ヨハンソンの旦那という肩書きのライアン・レイノルズ

     
     作り物のような顔だな

     
     何してるんですか?


トリビア
リーヴ・シュレイバーは、当初ストライカー役として考えられていたが、彼の希望でセイバートゥースになった。


ライアン・レイノルズ演じたデッド・プール主演のスピンオフ作品が企画されている。


X-Men エヴォリューション (簡単な英語でわかりやすい)