どうにもこうにも 見れば見るほど 惹かれる「水指」
地釉面取花紋水指 浜田篤哉
共箱の蓋裏
「晋作識」とは?
晋作は浜田庄司の次男(陶芸家)。
篤哉は三男。
篤哉が亡くなった後、兄の晋作が弟の篤哉の作品であることを箱書きにしたようです。
同梱されていたコピー
なんでもわき目もふらずに一途にする、というのは広がりがないように思います。
私は食物、レタリング、金工、植物等、色々なことに興味をもっています。
そういう事は焼きものとは関係ないと言う人もいますが、なにをやっても必ずどこかで関係はあると思います。
(原文のまま)
・略歴
1931 益子に生まれる、父にもとで作陶を学ぶ
1952 仕事として焼きものを始める
1956 イギリスに渡りリーチ氏に師事 *バーナード・リーチ
1957 帰国後、益子にて作陶生活に入る
金彩の漆塗蓋
一般的には漆器作家との共作です。
陶芸以外にも多岐に関心を持っていた篤哉。本人作ではないでしょうか。
手持ちの益子焼を飾りました。
下段右 象嵌絵皿 島岡達三
下段左 刷毛目花紋角皿 明石庄作
上段 地釉鶴文皿 藤永敦