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東電の「電化上手」は原発が止まった今でもお得か?

原子力発電所の発電量は24時間一定です。
電力消費量の減る深夜は余剰電力が出る。その一部は、揚水(水を上に汲み上げ)し「水力発電」用として貯めていましたが、残りは捨てざるを得ませんでした。捨てる位ならなら、安く売った方が得です。
「電化上手」は、原子力発電所の深夜発電電力を有効に利用するために作られたものです。オール電化住宅(深夜電力でお湯を貯める)を想定したプランです。深夜時間帯の電気代は安く、昼間の電気代は高く設定されています。
昼間、家に居ることが少ない現役サラリーマン家庭には向いている。現役リタイヤ家庭には向かないかもしれません
今は「電化上手」の新規契約はありません。今は「スマートプラン」に変わっています。
原発は実質停止状態。電力供給源の中心は火力発電です。
世界情勢が変わり、燃料代は高騰し、電気使用料も大きく値上がりしました。
家庭の電気料金は一般に「従電B」です。電気料金の改定は政府に届け出て、認可を得た「国公認料金」です。
対し、「電化上手・スマートプラン」は電力会社が独自に決める「自由契約料金」です。
燃料費高騰で電力会社は厳しい。そのコストを電気料金に上乗せしています。

素朴な疑問が湧いてきます。
原発稼働時、余剰電力を無駄なく売れる「電化上手・スマートプラン」(自由契約料金)は電力会社にもメリットがありました。「電化上手・スマートプラン」(自由契約料金)は「従電B」(国公認料金)より安く設定されていました。
国の認可の必要がない「自由契約料金」の方が上げ易い?
割安の筈の「電化上手・スマートプラン」料金は「従電B」料金より高くなっている可能性も・・・・
今、ネットで話題になっています。逆転している?

「従電B」料金は今月6月に、「スマートプラン」料金は来月7月に改定されます。

一昔前までは、月毎の使用実績データは以前は紙媒体で送られてきましたが、今はなくなっています。
「契約変更」はネットで出来ます。電気料金の安い方に変更するのは当然です。

電気使用量と電気代を調べることにしました。必要データを入れて、ネットで検索しましたが、『該当者なし』でした。やむを得ず、電話しました。
そこで、分かったこと。
自分のところでは、去年の1月が電気使用量が一番多かった。燃料が一番高騰していた時期だったようです。
担当者の試算では、その月の比較では、「電化上手」料金は「従電B」料金より安かったようです。
月間データではなく、年間データで比較したい。今は手元データがありません。データを得た段階で改めて試算します。

東電も「自由契約者」の引き止めに懸命になっているようです。
「電化上手」の契約者特典があるようです。紙媒体での通知はなく、今日この日まで知りませんでした。「ネットで見て下さい」程度の宣伝しかしていないのでしょう。

ネット情報によると、
東京電力EP「電化上手」のメリットは、主に次の3つがあります。
①「全電化住宅割引」オール電化住宅に住んでいることが条件で、月の電気代から最大2,200円(税込)割引されます。
②「生活かけつけサービス」電気設備や水まわり、鍵や窓ガラスなどのトラブルに対する応急処置が無料で利用できます。無料となるのは、90分(電気設備は60分)以内の応急作業・応急処置のみです。
③毎月ポイントがもらえる毎月、東京電力EP契約者向けページ「くらしTEPCO web」に1回ログインすることで、50ポイント付与されます。貯まったポイントは、TポイントやPontaポイントなどに交換できます。

昨年、家でも水回り事故があった。給湯器、トイレ。結構、費用が掛かった。
知っていれば、大分助かったけれど、知らんかったと言うかホームページを見る人が居るとは思えません。
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