上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

岩黒島

2007-01-10 01:17:04 | 放言
 新年は2日間会社をさぼって9日からにしたため子供並みに長い冬休みなので、大きく寄り道をしてUターンすることにした。逆か。寄り道したくて休みをとった。
 ひとつは懸案の瀬戸大橋に付随するループ橋で、奈良から東京への帰り道に岡山に立ち寄るというのは、奈良の両親には理解しがたいだろうが、東京から見ればさほどの不思議はない。両親が問いたださないのはそういう思慮が働いたためではなく、写真を撮りに、で全て了解されただけのことだと思われる。
 夜景の撮影が目的なので夕方までに着けばよいところだが、せっかくなので早めに出て、岡山市電に乗ってみた。MOMOという新型車と、KUROという昔日光を走っていたという古い車両が見所らしいのだが、どちらも車庫の奥に停まっているのを遠目に見た限り。短い路線が2つであっという間に乗り終わってしまい、沿線風景その他について写真的に今ひとつ発見はなかった。が、その割には時間を食ってしまい、慌てて車に戻って瀬戸中央道の与島PAへと急いだ。
 予定より多少遅れたが暗くならないうちに何とか到着して撮影場所を下見。そして車を残して17時25分の児島行きバスで隣の岩黒島へ移動。与島勤務の方が帰宅されるのか、バスには10名あまりの乗客。反対の坂出行きも同程度の人数が待っていた。岩黒島にはよそ者の車両は通ることができないループ橋がある。風吹きすさぶ橋上のバス停に降り立ち、エレベータで地上に出てみればそれは見事なソリッドカーブ!。きれいに二巻き半。
 とは言え、アングルは限られ、撮影はじきに終了。日没後の暗い島内を散歩するのも人騒がせで気が引けたので、あとは橋上のバス停で19時14分発の帰りのバスをひたすら待つのみ。しかしほんとに来るんだろうか…、という思いは、隣の櫃石島のループを登る車体を見てもなお目の前にはっきりとその姿が見えるまでは拭えなかった。何しろ休日運休の終バス。正月明け最初の平日で、時刻表通り運行されるなら来るハズで、事前に営業所に確認の電話もした。しかしバス不信…。もし来なければタクシー呼べばいいだけじゃん、すっごい金かかりそうだけど、とか思いつつも不安だったわ~。
(写真は、瀬戸大橋から岩黒島に降りるループへのゲート。車が進入するとループ橋の街灯が点灯する仕掛けになっていた。)
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