前日の夕飯は、近所に適当な飯屋が見あたらず、一応ホテルのビュッフェで値段を尋いたりしたものの、他のホテルの傾向から夕食はあまり期待できないのと、昼食がまだ腹に残っていた感じだったのとで、結局、部屋で飲みながら持参した菓子類を片付けて済ませた。
朝のビュッフェは問題ない。フレンチトーストとチュロスなんて、甘いものばかりとってきてしまったが。。。
キューバ最終日は9時ピックアップで、カピトーリオの脇のパルタガス葉巻工場へ。外からの見た目は普通のビルだが中身は工場なのである。
数名ずつのグループになって工場のガイドに伴われ、各工程を順に見学する。まず葉っぱの選別。大きな細長い部屋に30名くらいの人たちが壁を背に1列で並び、葉っぱを選り分け葉脈を取っている。一人一人の足下にどっさりと葉っぱが積まれている。もっとぱりぱりしたものだと思っていたが、さにあらず。上の階に上がると葉巻製造の学校があって、さらに上の階では、通路の両脇に3人ずつ、それがずらりと並んでフロア全体で200人以上いるのではないだろうか、老若男女がひたすら葉巻を巻いていた。手作りだったのか。芯を作ってある程度の太さに巻いたら、10本ずつの木型に嵌めてしばらく重しを載せておくらしい。で、ラッパーを巻いてできあがるようなのだが、端のところは、半円形のナイフで丸っこく葉っぱを切ったのを、植物性の糊で貼って蓋をする、この作業の手さばきの良さにはつい見とれてしまった。なお、火気厳禁のように思えるのだが、くわえ煙草で作業している人もいた。
数人が独特の機械で葉の詰まり具合?を確認している検品場の前を通って、下階に降りると、色が同じ葉巻を選り分ける係、ラベルを貼って箱詰めする係、箱詰めされたのを全部出して確認してまた詰め直す係のフロア。見学は小一時間ほどで終了。
現物を見るまで正直言って全く興味はなかったのだが、この大規模手工業には圧倒された。なお、場内は撮影禁止なので写真はない。昔は撮れたらしいのだが、製品の持ち出しを相当厳しく管理するようになったのと合わせて禁じられたらしい。
工場の並びのビル。インパラが停まっていた。
工場前で客待ちしていたアメ車タクシーをパチパチとカメラに納めてから、いよいよ空港へ。道中でやっと名物のカメヨを見かけた。ラクダを意味するスペイン語で、200人は乗れるというトレーラー型のバスである。最近は減ってきているらしい。
(他のバスとか重なって全貌が見えないが)
飛行機の出発時刻13:45の2時間ほど前に空港に着き、ここに来てようやく日本人の姿もちらほら。発券はえらい待たされたが、出国は変なことをした割にはスムースだった。
変なこと、というのは、パスポートにキューバの出入国印を押してもらうこと。キューバの入国印はツーリストカードに押され、出国時には回収されてしまうのでパスポートに跡が残らない。キューバのスタンプがあると、アメリカに出入りするのに支障があるせいなのかどうなのか、正確なことは知らないが、私のパスポートはもう半年ほどで終わりなので気にすることはない。クンニョ、ポルファボール、とルイスさんに教わった通り言ってみたら、どこに押すか尋ねられて、すんなり押してもらえた。かみさんは、新調したばかりのパスポートだというのに、「これを見せればニコニコしながら押してくれますよ」とルイスさんに書いてもらったメモを差し出して押してもらっていた。サイパンとかで入国拒否されても知らんぞ。。
空港の免税?店は寂しい限りではあったが、酒とか菓子とかTシャツとか最小限のものは取りそろっていた。ここでも兌換ペソしか使えず、足りなくなる都度いちいち両替。最後余った兌換ペソでビールを飲んで、まだ3ペソほど残った。コーヒー豆を買えばよかったのに忘れていた…!。くそー。
搭乗ゲート前は分煙化されておらず、この写真はくわえ煙草で撮影。
トロント行きの飛行機はエアバス320。今回の旅行は乗るたびに違う飛行機。こんどは個別モニタがちゃんと使えて、How it's madeで暇がつぶせた。昼食は機内で6ドルのビールと6ドルのサンドイッチ。昨日と打って変わって小食を余儀なくされる。
3時間半ほどのフライトでまた気温差40℃の地へ。夕闇に、かすかに雪に覆われた白い大地が眼下に見えてきたときはちょっとしみじみ。行きと同じくヒルトンのレストランで夕食の旨さにもしみじみ。文明の味だ。。。部屋からはCNタワーが見えた。
朝のビュッフェは問題ない。フレンチトーストとチュロスなんて、甘いものばかりとってきてしまったが。。。
キューバ最終日は9時ピックアップで、カピトーリオの脇のパルタガス葉巻工場へ。外からの見た目は普通のビルだが中身は工場なのである。
数名ずつのグループになって工場のガイドに伴われ、各工程を順に見学する。まず葉っぱの選別。大きな細長い部屋に30名くらいの人たちが壁を背に1列で並び、葉っぱを選り分け葉脈を取っている。一人一人の足下にどっさりと葉っぱが積まれている。もっとぱりぱりしたものだと思っていたが、さにあらず。上の階に上がると葉巻製造の学校があって、さらに上の階では、通路の両脇に3人ずつ、それがずらりと並んでフロア全体で200人以上いるのではないだろうか、老若男女がひたすら葉巻を巻いていた。手作りだったのか。芯を作ってある程度の太さに巻いたら、10本ずつの木型に嵌めてしばらく重しを載せておくらしい。で、ラッパーを巻いてできあがるようなのだが、端のところは、半円形のナイフで丸っこく葉っぱを切ったのを、植物性の糊で貼って蓋をする、この作業の手さばきの良さにはつい見とれてしまった。なお、火気厳禁のように思えるのだが、くわえ煙草で作業している人もいた。
数人が独特の機械で葉の詰まり具合?を確認している検品場の前を通って、下階に降りると、色が同じ葉巻を選り分ける係、ラベルを貼って箱詰めする係、箱詰めされたのを全部出して確認してまた詰め直す係のフロア。見学は小一時間ほどで終了。
現物を見るまで正直言って全く興味はなかったのだが、この大規模手工業には圧倒された。なお、場内は撮影禁止なので写真はない。昔は撮れたらしいのだが、製品の持ち出しを相当厳しく管理するようになったのと合わせて禁じられたらしい。
工場の並びのビル。インパラが停まっていた。
工場前で客待ちしていたアメ車タクシーをパチパチとカメラに納めてから、いよいよ空港へ。道中でやっと名物のカメヨを見かけた。ラクダを意味するスペイン語で、200人は乗れるというトレーラー型のバスである。最近は減ってきているらしい。
(他のバスとか重なって全貌が見えないが)
飛行機の出発時刻13:45の2時間ほど前に空港に着き、ここに来てようやく日本人の姿もちらほら。発券はえらい待たされたが、出国は変なことをした割にはスムースだった。
変なこと、というのは、パスポートにキューバの出入国印を押してもらうこと。キューバの入国印はツーリストカードに押され、出国時には回収されてしまうのでパスポートに跡が残らない。キューバのスタンプがあると、アメリカに出入りするのに支障があるせいなのかどうなのか、正確なことは知らないが、私のパスポートはもう半年ほどで終わりなので気にすることはない。クンニョ、ポルファボール、とルイスさんに教わった通り言ってみたら、どこに押すか尋ねられて、すんなり押してもらえた。かみさんは、新調したばかりのパスポートだというのに、「これを見せればニコニコしながら押してくれますよ」とルイスさんに書いてもらったメモを差し出して押してもらっていた。サイパンとかで入国拒否されても知らんぞ。。
空港の免税?店は寂しい限りではあったが、酒とか菓子とかTシャツとか最小限のものは取りそろっていた。ここでも兌換ペソしか使えず、足りなくなる都度いちいち両替。最後余った兌換ペソでビールを飲んで、まだ3ペソほど残った。コーヒー豆を買えばよかったのに忘れていた…!。くそー。
搭乗ゲート前は分煙化されておらず、この写真はくわえ煙草で撮影。
トロント行きの飛行機はエアバス320。今回の旅行は乗るたびに違う飛行機。こんどは個別モニタがちゃんと使えて、How it's madeで暇がつぶせた。昼食は機内で6ドルのビールと6ドルのサンドイッチ。昨日と打って変わって小食を余儀なくされる。
3時間半ほどのフライトでまた気温差40℃の地へ。夕闇に、かすかに雪に覆われた白い大地が眼下に見えてきたときはちょっとしみじみ。行きと同じくヒルトンのレストランで夕食の旨さにもしみじみ。文明の味だ。。。部屋からはCNタワーが見えた。
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