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上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

水中写真デビュー(1)

2006-10-02 22:10:08 | 放言
 ドゥマゲティから1年あまり、サイパンにダイビングに行ってきた。
 名古屋勤務の言い出しっぺと東京から参加の二人にくっついてくことにしたので、NWの成田発セントレア経由サイパン行なんて便。自宅を午後2時半に出たのに、サイパンの宿に入ったのは日本時間で翌午前1時過ぎ。帰りはその逆コースで、朝4時半起き。なんだかずいぶん遠くへ行ってきた気がする。
 深夜着早朝発の3泊4日なので、滞在は実質2日間。帰りの飛行機の関係でダイビング2日目の午後はもう潜れない。午後1ダイブ追加するなら初日しかないのだが、寝不足の身にグロットの階段上り下りはキツイなあと密かに引きまくっていたら、グロットは20本以上の経験者でないと不可とのことで、それに満たない者がいたせいで今回は見送りになった。かわいそうだが内心ほっとした。ログを見ると前回のサイパンでグロットに行ったのはなんと7本目だったが、最近事故があったとかでショップが自粛しているようだ。
 さておき、今回はCカードを取って早7年目にして水中写真デビューである。コンデジだし、買ったのを説明書通り使ったまでで、撮影そのものは難なくできた。当然、思い通りのショットはまだまだだが。
 初日午前に2ビーチ、午後のボートダイブの途中で予想通り電池が切れた。宿に帰って翌日に備え予備の電池に入れ替えたものの、カメラがうんともすんとも言わない。…どうやら充電してくるのを忘れたようだ。予備の電池を買って、出発までの短い間にまずは電池を使い切ることばかりに血道を上げすぎた。なんともやりきれないミスにため息。全く頭にはなかったが、充電器を持ってきていればよかった。あるいはもっと早く気付いてれば、ダイビングショップに充電器があったかも。ま、くよくよしても仕方ないので、防水ケースはとっとと塩抜きしてお片づけ。
 初日の午後はせっかくボートダイブだったのに、貴重品を携行するなとしつこく言われたせいでつい怖じ気づき銀塩カメをショップに置いていってしまい、桟橋の小屋の屋根から水中に飛び込みまくって遊んでいた地元のガキどもを、指を加えて眺めるしかなかった。翌日は休憩時間にこの絶好の被写体をモノクロでがんがん撮ろう、ということにして気分一新。
 ところが、2日目の船着場は全く違う場所だった。雨が降りしきり、マニャガハ島への観光船の桟橋以外全く人気がない。逆に沖合は薄日が差し、しかも旧日本軍の飛行艇とか輸送船の沈んでいるポイント。それだけでもかなり写真的なのに、当然のことながらこういう場所は魚もいっぱい。指を出すとしきりに食いついてくるヤツもいてマクロの練習にぴったりなのにカメラはない…。
 こんな感じで、今回はなんともやり残し感いっぱいの旅行だった。いずれリベンジに、と思うが、サイパンは気軽すぎて旅的要素に欠けるので、忘れた頃になってしまいそうだ。
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