起きがけに 最初に目が付いたのが 関東地区における表層値は地盤のもろさが
近年一層進んでいて 地震に対する揺れが1・5倍から2・0倍になつているとい
るということだ。
防災について 根本的に見直さねばならない重要なもんだいである。
政府が都市化政策をとっているから 若者が大都市に押し寄せる結果を
招いている。この人たちが一定の場所に住み着いて、鉄とコンクリーの街を
善しとして、高くなった土地を わずかの広さで買い求めて、詰め込むように
住宅の密集地帯をつくっている。これは危険だと誰しも思うもののそこにすん
でいる人は案外のんきである。
友人が 問題の豊洲地帯に ついの棲み処を求めたから 遊びに来いという。
訪ねてようやく いってみると、60階建てのビルではないか。28t階だという。
「豪勢なもんだな。」確かに江戸湾を望みその威容たるや夢の国に来た感じである。
「おーおーこんなところに棲んで怖くはないか。」高所恐怖症の私が尋ねると
「そんな事気にしていたら東京などすめるか」
「わかっているじゃないか。
此れだけの投資をするくらいなら 岩手の実家に戻ったら何倍もの土地に大邸宅つくれるじゃないか、というと 「いったん年に住み着いたものが田舎にひっこむって
そりゃ むつかしいよ。
そんなもんかなあ。リタイヤしたら晴耕雨読の暮らしにはいる。理そうでないか。
でも、日本中が防災がシッカリしていないといけないのだろう。
たしかに地表は病んでいる。