ジャンボタニシが助けてくれる水田除草
今日は、私が行っている自然栽培米の雑草対策についてお話します。
田植えには、「みのるポット田植え機」を使います。 6月下旬、水張った田んぼに苗を植え、すぐに水を落とします。こうすると、ジャンボタニシは土に潜って、日照りやカラスなどの野鳥から身を守るんです。
1週間ほど経つと、土から草が芽を出し、1センチほどに成長します。そのタイミングで水を入れると、タニシが再び現れ、草を食べるのです。
タニシが草を食べ終わると、稲の葉も食べ始めてしまいます。そのサインは、ちぎれた稲の葉が岸に流れ着くことがあります。そうなったら、また水を抜きます。この作業を何回か繰り返せば、草の少ない水田となります。
でも、ここで大切なのが「土の均平」です。田んぼの土がデコボコだと、タニシが稲を食べられます。だから毎年、トラクターで土を均一にします。
自然の力を借りながら、草を上手にコントロールすることで、美味しい自然栽培米が育ちます。
#自然栽培 #無農薬 #ジャンボタニシ #田んぼの知恵
下記の動画を参考にしてください。
YouTube動画:【未来の子ども達のために】自然栽培園北村からメッセージ