エステルの決意
(エステル4:16口語訳)
「わたしがもし
死なねばならないのなら,
死にます。」
王妃エステルはユダヤ人でした。
彼女は,
おじのモルデガイの願いにより,
ユダヤ人を虐殺の陰謀から救うため,
一身を投げ捨てて,
王に懇願のため,
王の前に立ちます。
当時は,王の許可なしには,
王の前には立てませんでした。
もし,その禁を犯すならば,
たちどころに
処刑されることになっていました。
しかし,エステルは,
ユダヤ人の民族を救うために,
毅然として,
王の前に立つことを決意します。
そのときの言葉です。
○
ユダヤ人はバビロン捕囚から,
ペルシャの捕囚になります。
このペルシャの中にあって
エステルが,ユダヤ人を守ります。
☆彡
エステルの決意
エステル4:15,16(口語訳)
「そこでエステルは命じて
モルデカイに答えさせた,
『あなたは行ってスサにいる
すべてのユダヤ人を集め,
わたしのために断食してください。
三日のあいだ夜も昼も
食い飲みしてはなりません。
わたしとわたしの侍女たちも
同様に断食しましょう。
そしてわたしは法律にそむくことですが
王のもとへ行きます。
わたしがもし死なねばならないのなら,
死にます』」。
2016-05-17