神に任せる
(1ペテロ5:7)新共同訳
「思い煩いは,
何もかも神にお任せしなさい。
神が,あなたがたのことを
心にかけていて
くださるからです。」
「おまかせなさい」とは,
「投げかける」の意味です。
自分がもっているものを,
神の御手の中に渡し切ることです。
☆
イエス・キリストは
思いわずらいについて
次のように言っています。
(マタ6:25-34)新共同訳
「だから,言っておく。
自分の命のことで
何を食べようか何を飲もうかと,
また自分の体のことで
何を着ようかと思い悩むな。
命は食べ物よりも大切であり,
体は衣服よりも大切ではないか。
空の鳥をよく見なさい。
種も蒔かず,刈り入れもせず,
倉に納めもしない。
だが,あなたがたの天の父は
鳥を養ってくださる。
あなたがたは,
鳥よりも価値あるものではないか。
あなたがたのうちだれが,
思い悩んだからといって,
寿命をわずかでも
延ばすことができようか。
なぜ,衣服のことで思い悩むのか。
野の花がどのように育つのか,
注意して見なさい。
働きもせず,紡ぎもしない。
しかし,言っておく。
栄華を極めたソロモンでさえ,
この花の一つほどにも
着飾ってはいなかった。
今日は生えていて,
明日は炉に投げ込まれる
野の草でさえ,
神はこのように装ってくださる。
まして,
あなたがたには
なおさらのことではないか,
信仰の薄い者たちよ。
だから,
『何を食べようか』
『何を飲もうか』
『何を着ようか』と言って,
思い悩むな。
それはみな,
異邦人が切に求めているものだ。
あなたがたの天の父は,
これらのものがみなあなたがたに
必要なことをご存じである。
何よりもまず,
神の国と神の義を求めなさい。
そうすれば,
これらのものは
みな加えて与えられる。
だから,
明日のことまで思い悩むな。
明日のことは明日自らが思い悩む。
その日の苦労は,
その日だけで十分である。」
2024-03-28