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朝の光(聖書の言葉)

イエスの生涯  序  降誕から再臨まで 2016.12.19 H.K

 イエスの生涯   序  降誕から再臨まで

 

 

 

 

「イエスの生涯」

聖書の言葉を集めました。

 

降誕

 

 (ルカ2:10,11)


「御使いは彼らに言った。

『恐れることはありません。

今,私はこの民全体のための

すばらしい喜びを

知らせに来たのです。

きょうダビデの町で,

あなたがたのために,

救い主がお生まれになりました。

この方こそ主キリストです。』」


 

「救い主」には,

人はだれもなれません。

 

ただ,神のみが,

「救い主」になれるのです。

 

「救い主」である

イエス・キリストは,

わたしたちの

あらゆる困難からの解放者,

助け主,救済者なのです。

 

神が人として来られた方が
イエス・キリストです。


 

 

 

イエス,洗礼を受ける

 

(マタイ3:13-17)


「さて,イエスは,

ヨハネからバプテスマを

受けるために,

ガリラヤから

ヨルダンにお着きになり,

ヨハネのところに来られた。

しかし,ヨハネはイエスに

そうさせまいとして,

言った。

『私こそ,

あなたからバプテスマを受ける

はずですのに,

あなたが,

私のところに

おいでになるのですか。』

ところが,

イエスは答えて言われた。

『今はそうさせてもらいたい。

このようにして,

すべての正しいことを

実行するのは,

わたしたちにふさわしいのです。』

そこで,ヨハネは承知した。

こうして,

イエスはバプテスマを受けて,

すぐに水から上がられた。

すると,天が開け,

神の御霊が鳩のように下って,

自分の上に来られるのを

ご覧になった。

また,

天からこう告げる声が聞こえた。

『これは,わたしの愛する子,

わたしはこれを喜ぶ。』」

 

 

イエスは,神が愛する神の子です。

 

初めから,

聖霊によって生きる人です。

 

神の霊に満たされ,

神に喜ばれる人間です。

 

イエスが洗礼を

受けることによって,

キリスト(救い主)の仕事に

就かれます。

 

イエスの仕事とは,

人々と共に召命(神に召され),

義認(正しい者と認められ),

聖化(清くされる)と

なることです。

 

ゴルゴダの十字架の業は,

イエスの洗礼のとき

すでになされたのです。

 

罪を犯されませんでしたが,

罪人と一つとなり 

生き,死なれました。

 

 

 

 

 

ガリラヤでの宣教

 

(マルコ1:14)


「ヨハネが捕らえられて後,

イエスはガリラヤに行き,

神の福音を宣べて言われた。

『時が満ち,神の国は近くなった。

悔い改めて福音を信じなさい。』」

 

神の国はイエスが現れるまでは,

ただの予告でした。

 

イエスが来られたとき,

神の国は実際に来ました。

 

 

 

 

 

主の祈り


 (マタイ6:11)


「私たちの日ごとの糧を

きょうもお与えください。」


 

私たちの心を煩わされることなく,

ただ今日,私たちに必要なものを,

神から受けることが出来るように

祈るのです。

 

 

 

 

イエス・キリストは

つぎのように言います。


 自分の敵を愛しなさい。


(マタイ5:43,44)

「『自分の隣人を愛し,

自分の敵を憎め』と言われたのを,

あなたがたは聞いています。

しかし,

わたしはあなたがたに言います。

自分の敵を愛し,

迫害する者のために祈りなさい。」

 

 

パウロは,

イエス・キリストにならう者と

なるように言います。


 (エペソ5:1)

「愛されている子どもらしく,

神にならう者となりなさい。」


 

 

 

中風の者のいやし

 

(マタイ9:1-8)


「イエスは舟に乗って湖を渡り,

自分の町に帰られた。

すると,

人々が中風の人を

床に寝かせたままで,

みもとに運んで来た。

イエスは彼らの信仰を見て,

中風の人に,

『子よ。しっかりしなさい。

あなたの罪は赦された』

と言われた。

すると,

律法学者たちは,心の中で,

「この人は神をけがしている」

と言った。

イエスは彼らの心の思いを知って

言われた。

「なぜ,

心の中で悪いことを

考えているのか。

『あなたの罪は赦された』と言うのと,

『起きて歩け』と言うのと,

どちらがやさしいか。

人の子が地上で罪を赦す権威を

持っていることを,

あなたがたに知らせるために。」

こう言って,それから中風の人に,

「起きなさい。寝床をたたんで,

家に帰りなさい」と言われた。

すると,彼は起きて家に帰った。

群衆はそれを見て恐ろしくなり,

こんな権威を人にお与えになった

神をあがめた。

 

 イエスは,

まず次のように言います。

 

「子よ。しっかりしなさい。

あなたの罪は赦された。」

 

そして,次のように言います。

 

「起きなさい。

寝床をたたんで,

家に帰りなさい。」

 

人の子(イエス・キリスト)

の自由な力,

深い憐みにより,

中風の人に,まず罪の赦しをなし,

つぎに癒しをなされました。

 

 

 

 

 

赦す

 

(マタイ18:21,22)


「ペテロがみもとに来て言った。

『主よ。

兄弟が私に対して罪を犯した場合,

何度まで赦すべきでしょうか。

七度まででしょうか。』

 イエスは言われた。

『七度まで,

などとはわたしは言いません。

七度を七十倍するまでと

言います。』」

 

イエス・キリストを信じるなら,

私たちの罪は

神によって赦されます。

 

わたしたちが赦されるのは,

神の業であり,神の奇跡です。

 

私たちは

神に赦されることによって,

人の罪をも赦すことが

出来るようになります。

 

 

 

 

永遠のいのち

 

(ヨハネ3:16)

「神は,実に,

そのひとり子を

お与えになったほどに,

世を愛された。

それは御子を信じる者が,

ひとりとして滅びることなく,

永遠のいのちを持つためである。」


 

イエス・キリストを信じるなら,

イエス・キリストに

私たちは結ばれ,

永遠のいのちを得ることが

出来ます。

 

 

 

 

聖餐式

 

(ルカ22:17-19)


「そしてイエスは,

杯を取り,感謝をささげて後,

言われた。

『これを取って,

互いに分けて飲みなさい。

 あなたがたに言いますが,

今から,神の国が来る時までは,

わたしはもはや,

ぶどうの実で造った物を

飲むことはありません。』

 それから,パンを取り,

感謝をささげてから,

裂いて,

弟子たちに与えて言われた。

『これは,

あなたがたのために与える,

わたしのからだです。

わたしを覚えて

これを行いなさい。』」

 

聖餐式とは,

イエス・キリストが,

わたしたちの中に

いてくださるという

約束です。

 

神であるイエス・キリストが

私たちのために

命をささげてくださり,

私たちが神のように聖くされ,

高められる,

その根源なるお方である

というしるしです。

 

私たちが主イエスによって,

「わたしたちは生きる」

ことになるというしるしです。

 

また,主が一人であり,

わたしたちにとって

一つのからだであるように,

一つのパンから食べ,

一つの杯から飲むのです。

 

 

 

 

十字架 - イエスと共なる犯罪人

 

(ルカ23:32,34)


「ほかにもふたりの犯罪人が,

イエスとともに

死刑にされるために,

引かれて行った。

『どくろ』と呼ばれている所に

来ると,

そこで彼らは,

イエスと犯罪人とを

十字架につけた。

犯罪人のひとりは右に,

ひとりは左に。

そのとき,イエスはこう言われた。

「父よ。

彼らをお赦しください。

彼らは,

何をしているのか

自分でわからないのです。」

彼らは,くじを引いて,

イエスの着物を分けた。


 

「イエスと共なる犯罪人」とは,

最初のキリスト者と

いえるかもしれません。

 

神は,イエス・キリストによって,

ご自身を世に引き渡されまし,

それによって,

世の人々を

ご自身と和解させられました。

 

イエス・キリストは,

私たちのために苦しみ,

十字架につけられ,死んで,

葬られ,よみがえりました。

 

その同じ生ける救い主自らが,

今,私たちの中に来てくださり,

わたしたちの心と良心に語りかけ,

神の愛に導かれるように

してくださっています。

 

 

 

 

復活

 

(ルカ24:7)


「人の子は

必ず罪人らの手に引き渡され,

十字架につけられ,

三日目に

よみがえらなければならない,

と言われたでしょう。」

 

主の降誕のときと同じように,

天使の言葉です。

 

天使は大切な出来事を

宣言する仕事を

持っているようです。

 

 

 

 

 

昇天

 

(使徒1:9-11)


「こう言ってから,

イエスは彼らが見ている間に

上げられ,

雲に包まれて,見えなくなられた。

イエスが上って行かれるとき,

弟子たちは天を見つめていた。

すると,見よ,

白い衣を着た人がふたり,

彼らのそばに立っていた。

そして,こう言った。

『ガリラヤの人たち。

なぜ天を見上げて

立っているのですか。

あなたがたを離れて

天に上げられたこのイエスは,

天に上って行かれるのを

あなたがたが

見たときと同じ有様で,

またおいでになります。』」

 

 

主の昇天に出会うなら,

エリシャが

エリヤの昇天を見たように,

多くの恵みを受けます。

 

主を仰ぎ見るなら,

わたしたちの顔は輝くのです。

 

(詩編103:2-4)

「わがたましいよ。

主をほめたたえよ。

主の良くしてくださったことを

何一つ忘れるな。

主は,あなたのすべての咎を赦し,

あなたのすべての病をいやし,

あなたのいのちを穴から贖い,

あなたに,

恵みとあわれみとの冠をかぶらせ,

あなたの一生を

良いもので満たされる。

あなたの若さは,

わしのように,新しくなる。」


 

 

 

 

 

ペンテコステ (聖霊降臨)

 

(使徒2:3,4)


「また,

炎のような分かれた舌が現れて,

ひとりひとりの上にとどまった。

すると,みなが聖霊に満たされ,

御霊が話させてくださるとおりに,

他国のことばで話しだした。」


 

聖霊は,

イエス・キリストの

言葉・行為を指し示し,

その意味を教えてくださいます。

 

この聖なる霊のおられるとき,

わたしたちは自由があります。

 

 

(2コリント3:17)


「主の霊は,

あらゆるほかの霊と違って,

よみがえって私たちの人間の中に

生きておられるイエス・キリストが

なす御業に他ならない。」

 

 

 

 


 

「父なる神の右に座し」

 

(マタイ28:20)


「わたしが

あなたがたに命じておいた

すべてのことを守るように,

彼らを教えなさい。

見よ。

わたしは,世の終わりまで,

いつも,

あなたがたとともにいます。」




(エペソ1:20,21)

「神は,

その全能の力を

キリストのうちに働かせて,

キリストを死者の中から

よみがえらせ,

天上において

ご自分の右の座に着かせて,

すべての支配,権威,

権力,主権の上に,

また,今の世ばかりでなく,

次に来る世においても

となえられる,

すべての名の上に

高く置かれました。」


 

イエス・キリストは,

十字架にかけられ,

復活し,昇天し

「父なる神の右に座します。」

 

このイエス・キリストは,

わたしたちの救い主であり,

友となってくださっています。

 

イエス・キリストは,

わたしたちを愛し,

そして,

一切の権限が与えられています。

 

イエス・キリストは,

「神の右」にいるということは,

わたしたちと共に

いてくださるという

ことでもあります。

 

なぜなら,

神はどこにでも

いらっしゃるからです。

 

イエス・キリストは

イエス・キリストを

信じるわたしたちの

交わりの中にいます。

 

そして,

信じる者の心のうちに

イエス・キリストは,

いてくださいます。

 

 

 イエス・キリストは,

復活し,神の右に座し,

全世界のために,

わたしたちと

共にいてくださいます。

 

 

 

 

人の子が来る(再臨)


 (マタイ24:30)


 「人の子が

大能と輝かしい栄光を帯びて

天の雲に乗って来るのを

見るのです。」


 

(ルカ21:27-28)


「そのとき,人々は,

人の子が力と輝かしい栄光を帯びて

雲に乗って来るのを見るのです。

これらのことが起こり始めたなら,

からだをまっすぐにし,

頭を上に上げなさい。

贖いが近づいたのです。」


 

 

イエス・キリストの再臨は,

わたしたちの最も大きな希望です。

 

 

(1ヨハネ3:2,3)

「愛する者たち。

私たちは,

今すでに神の子どもです。

後の状態は

まだ明らかにされていません。

しかし,キリストが現れたなら,

私たちはキリストに似た者と

なることがわかっています。

なぜならそのとき,

私たちは

キリストのありのままの姿を

見るからです。

キリストに対する

この望みをいだく者はみな,

キリストが清くあられるように,

自分を清くします。」

 

 

 

 

 

2016.12.19

 



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