(いやしの方法)
「さばいてはいけません。
さばかれないためです。
あなたがたがさばくとおりに,
あなたがたもさばかれ,
あなたがたが量るとおりに,
あなたがたも量られるからです。
(マタイ7:1,2)
イエスは山上の説教で次のように言いました。
「さばいてはいけません。
さばかれないためです。
あなたがたがさばくとおりに,
あなたがたもさばかれ,
あなたがたが量るとおりに,
あなたがたも量られるからです。
また,なぜあなたは,
兄弟の目の中のちりに目をつけるが,
自分の目の中の梁には
気がつかないのですか。
兄弟に向かって,
『あなたの目のちりを
取らせてください。』
などとどうして言うのですか。
見なさい,
自分の目には梁があるではありませんか。
偽善者たち。
まず自分の目から梁を取りのけなさい。
そうすれば,はっきり見えて,
兄弟の目からも,
ちりを取り除くことができます。」
(マタイ7:1-5)
「すべて他人をさばく人よ。
あなたに弁解の余地はありません。
あなたは,他人をさばくことによって,
自分自身を罪に定めています。
さばくあなたが,
それと同じことを行なっているからです。」
(ローマ2:1)
人生のつらいとき,
人を裁く思いが生じるのではないでしょうか。
他人を決めつけ,責める思いがでることがあります。
裁くことによっては,先入観ができます。
そのことによって,私たち自身が暗闇に入り,
暗闇の力に捕らわれてしまいます。
さばく気持ち,
にがにがしい気持ちを持ったまま,
問題の解決,こころのいやしは出来ません。
ですから,
イエス・キリストは「さばいてはいけません」
と言われたのでは,
ないでしょうか。

(ヘブル12:14,15)
「すべての人との平和を追い求め,
また,聖められることを追い求めなさい。
聖くなければ,
だれも主を見ることができません。
そのためには,
あなたがたはよく監督して,
だれも神の恵みから落ちる者がないように,
また,苦い根が芽を出して悩ましたり,
これによって多くの人が
汚されたりすることのないように」