3.主は羊飼い (良い羊飼い)
詩篇23編
「主は羊飼い,
わたしには何も欠けることがない。
主はわたしを青草の原に休ませ,
憩いの水のほとりに伴い,
魂を生き返らせてくださる。」
(詩篇23:1-3)
「主は羊飼い」という言葉で
始まる詩編23編は,
聖書の中で,よく知られ,
愛されている詩編です。
多くの人々が暗諭(あんしょう)し,
何かにつけて思い起こし,
口ずさんできたのではないでしょうか。
主はわたしたちの羊飼いとして,
青草の原に休ませ,
憩(いこ)いの水のほとりに伴い,
魂を生き返らせてくださり,
御名にふさわしく,
正しい道に導いてくださるのです。
主は主という御名にふさわしく,
わたしたちを導いてくださるので,
わたしたちは死の陰の谷を行くときも
災(わざわ)いを恐れる必要はないのです。
(1999年4月23日 金)
(松隈 牧師)
☆
詩篇23編 (賛歌。ダビデの詩。)
「主は羊飼い,
わたしには何も欠けることがない。
主はわたしを青草の原に休ませ,
憩いの水のほとりに伴い,
魂を生き返らせてくださる。
主は御名にふさわしく,
わたしを正しい道に導かれる。
死の陰の谷を行くときも,
わたしは災いを恐れない。
あなたがわたしと共にいてくださる。
あなたの鞭,あなたの杖,
それがわたしを力づける。
わたしを苦しめる者を前にしても,
あなたはわたしに食卓を整えてくださる。
わたしの頭に香油を注ぎ,
わたしの杯を溢れさせてくださる。
命のある限り,
恵みと慈しみはいつもわたしを追う。
主の家にわたしは帰り,
生涯,そこにとどまるであろう。」
○
詩編23 口語訳
ダビデの歌
主はわたしの牧者であって、
わたしには乏しいことがない。
主はわたしを緑の牧場に伏させ、
いこいのみぎわに伴われる。
主はわたしの魂をいきかえらせ、
み名のために
わたしを正しい道に導かれる。
たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、
わざわいを恐れません。
あなたがわたしと共におられるからです。
あなたのむちと、
あなたのつえはわたしを慰めます。
あなたはわたしの敵の前で、
わたしの前に宴を設け、
わたしのこうべに油をそそがれる。
わたしの杯はあふれます。
わたしの生きているかぎりは、
必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。
わたしは
とこしえに主の宮に住むでしょう。
2019-06-12