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朝の光(聖書の言葉)

マタイ伝21章 エルサレム入場


(日曜日)


ろばの背に乗って


(マタイ21:5)

「シオンの娘に伝えなさい。
『見よ。あなたの王が,
あなたのところにお見えになる。
柔和で,ろばの背に乗って,
それも,荷物を運ぶろばの子に乗って。』」
そこで,弟子たちは行って,
イエスが命じられたとおりにした。」


王は戦いの時は馬に,

平和の時にろばに乗りました。


イエスは,

エルサレムにろばに乗って入城しました。


(ゼカリヤ9:9)
「シオンの娘よ。大いに喜べ。
エルサレムの娘よ。喜び叫べ。
見よ。
あなたの王があなたのところに来られる。
この方は正しい方で,
救いを賜り,柔和で,ろばに乗られる。
それも,雌ろばの子の子ろばに。」





エルサレムに迎えられる

(マタイ21:9)

「そして,群衆は,
イエスの前を行く者も,
あとに従う者も,
こう言って叫んでいた。
『ダビデの子にホサナ。
祝福あれ。
主の御名によって来られる方に。
ホサナ。
いと高き所に。』」


イエスはエルサレムに

賛美で迎え入れられました。


「ホサナ」とは,

へブルで「救いたまえ」の意味です。


ろばの子が連れて来られて,

ゼカ9:9の預言が成就します。


(「シオンの娘に伝えなさい」(5)だけは

イザヤ62:11から来ています)


(ゼカリヤ9:9)

「シオンの娘よ。
大いに喜べ。
エルサレムの娘よ。喜び叫べ。
見よ。
あなたの王があなたのところに来られる。
この方は正しい方で,
救いを賜り,柔和で,ろばに乗られる。
それも,雌ろばの子の子ろばに。」




(月曜日)

宮きよめ


(マタイ21:12-14)

「それから,イエスは宮に入って,
宮の中で売り買いする者たちを
みな追い出し,
両替人の台や,
鳩を売る者たちの腰掛けを倒された。
そして彼らに言われた。
「『わたしの家は祈りの家と呼ばれる』
と書いてある。
それなのに,
あなたがたはそれを強盗の巣にしている。」
また,宮の中で,
盲人や足のなえた人たちが
みもとに来たので,
イエスは彼らをいやされた。」




(火曜日)

無花果の木を呪う


(マタイ21:18-22)

「翌朝,イエスは都に帰る途中,
空腹を覚えられた。
道ばたにいちじくの木が見えたので,
近づいて行かれたが,
葉のほかは何もないのに気づかれた。
それで,イエスはその木に
『おまえの実は,
もういつまでも,ならないように』
と言われた。
すると,たちまちいちじくの木は枯れた。
弟子たちは,これを見て,驚いて言った。
『どうして,
こうすぐにいちじくの木が
枯れたのでしょうか。』
イエスは答えて言われた。
『まことに,あなたがたに告げます。
もし,あなたがたが,
信仰を持ち,疑うことがなければ,
いちじくの木になされたようなことが
できるだけでなく,
たとい,この山に向かって,
「動いて,海に入れ」と言っても,
そのとおりになります。
あなたがたが信じて祈り求めるものなら,
何でも与えられます。』」




権威についての問答


(マタイ21:23-27)

イエスが宮にはいられたとき,
祭司長たちや民の長老たちが,
その教えておられる所にきて言った,
「何の権威によって,
これらの事をするのですか。
だれが,そうする権威を授けたのですか」。 
そこでイエスは彼らに言われた,
「わたしも一つだけ尋ねよう。
あなたがたがそれに答えてくれたなら,
わたしも,
何の権威によってこれらの事をするのか,
あなたがたに言おう。 
ヨハネのバプテスマは
どこからきたのであったか。
天からであったか,人からであったか」。
すると,彼らは互に論じて言った,
「もし天からだと言えば,
では,なぜ彼を信じなかったのか,
とイエスは言うだろう。 
しかし,もし人からだと言えば,
群衆が恐ろしい。
人々がみなヨハネを預言者と
思っているのだから」。 
そこで彼らは,
「わたしたちにはわかりません」
と答えた。
すると,イエスが言われた,
「わたしも何の権威によって
これらの事をするのか,
あなたがたに言うまい。」






贖いの代価


(マタイ20:28)

「人の子が来たのが,
仕えられるためではなく,
かえって仕えるためであり,
また,多くの人のための,
贖いの代価として,
自分のいのちを与えるためであるのと
同じです。」


「贖いの代価」とは,

奴隷を自由の身にするために

支払われる身代金のことです。


罪の奴隷となっている人間を

解放して神とするために,

イエス・キリストは

ご自身のいのちをささげることが贖いです。





悪い農夫のたとえ


(マタイ21:43)

「わたしはあなたがたに言います。
神の国はあなたがたから取り去られ,
神の国の実を結ぶ国民に与えられます。」



☆彡


(マタイ21:38-45)

「すると,農夫たちは,
その子を見て,こう話し合った。
『あれはあと取りだ。
さあ,あれを殺して,
あれのものになるはずの財産を
手に入れようではないか。』
そして,彼をつかまえて,
ぶどう園の外に追い出して殺してしまった。
この場合,ぶどう園の主人が帰って来たら,
その農夫たちをどうするでしょう。」
彼らはイエスに言った。
『その悪党どもを情け容赦なく殺して,
そのぶどう園を,
季節にはきちんと収穫を納める
別の農夫たちに貸すに違いありません。』
イエスは彼らに言われた。
『あなたがたは,
次の聖書のことばを
読んだことがないのですか。
「家を建てる者たちの見捨てた石。
それが礎の石になった。
これは主のなさったことだ。
私たちの目には,
不思議なことである。」
だから,わたしはあなたがたに言います。
神の国はあなたがたから取り去られ,
神の国の実を結ぶ国民に与えられます。
また,この石の上に落ちる者は,
粉々に砕かれ,この石が人の上に落ちれば,
その人を粉みじんに飛ばしてしまいます。」
祭司長たちとパリサイ人たちは,
イエスのこれらのたとえを聞いたとき,
自分たちをさして
話しておられることに気づいた。
それでイエスを捕らえようとしたが,
群衆を恐れた。
群衆はイエスを預言者と
認めていたからである。



2019-11-28

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