ゼカリヤ書
○
ゼカリヤ書の中のキリスト
キリストの預言
1.
しもべであるキリスト
(ゼカリヤ3:8)
「聞け。
大祭司ヨシュアよ。
あなたとあなたの前にすわっている
あなたの同僚たちは,
しるしとなる人々だ。
見よ。
わたしは,
わたしのしもべ,
一つの若枝を来させる。」
2.
若枝として
(ゼカリヤ6:12)
「彼にこう言え。
『万軍の主はこう仰せられる。
見よ。
ひとりの人がいる。
その名は若枝。
彼のいる所から芽を出し,
主の神殿を建て直す。
彼は主の神殿を建て,
彼は尊厳を帯び,
その王座に着いて支配する。
その王座のかたわらに,
ひとりの祭司がいて,
このふたりの間には
平和の一致がある。』」
「若枝」とは,
メシヤ,キリストのことです。
3.
子ろばに乗って
エルサレムに入城する
(ゼカリヤ9:9)
「シオンの娘よ。
大いに喜べ。
エルサレムの娘よ。
喜び叫べ。
見よ。
あなたの王が
あなたのところに来られる。
この方は正しい方で,
救いを賜わり,
柔和で,ろばに乗られる。
それも,雌ろばの子の子ろばに。」
ゼカリヤは,
イザヤの次にキリストについて
多くを語っている
旧約時代の預言者です。
イエス・キリストが,
ろばの子に乗ってエルサレムに
入城された時,
成就しました。
マタイ21:4-5,
ヨハネ12:14,15は,
このことを証言していました。
☆
これは,
預言者を通して言われた事が
成就するために起こったのである。
(マタイ21:4-5) 新改訳
「シオンの娘に伝えなさい。
『見よ。あなたの王が,
あなたのところにお見えになる。
柔和で,ろばの背に乗って,
それも,
荷物を運ぶろばの子に乗って。』」
☆
イエスは,
ろばの子を見つけて,
それに乗られた。
それは次のように
書かれているとおりであった。
(ヨハネ12:14,15)
「恐れるな。
シオンの娘。
見よ。
あなたの王が来られる。
ろばの子に乗って。」
2019-02-20