天地の創造 2024.8.24
1.
天地の創造
(創世記1:1)新共同訳
「初めに,
神は天地を創造された。」
○
2.
聖霊による創造
(創世記1:2)新共同訳
「地は混沌であって,
闇が深淵の面にあり,
神の霊が水の面を動いていた。」
「動く」は
「舞いかけていた」とも訳せます。
「鳥が舞う」を意味します。
(マルコ1:10)新共同訳
「水の中から上がるとすぐ,
天が裂けて“霊”が
鳩のように
御自分に降って来るのを,
御覧になった。」
イエスが洗礼を受けたとき,
聖霊が降りました。
○
3.
言葉による創造
(創世記1:3)
「神は言われた。
『光あれ。』
こうして,
光があった。」
創造は神の言葉によります。
(ヨハネ1:1)新共同訳
「初めに言があった。
言は神と共にあった。
言は神であった。」
○
4.
人の創造,神に似せて造る
(創世記1:26)新共同訳
「 神は言われた。
『我々にかたどり,
我々に似せて,
人を造ろう。
そして海の魚,空の鳥,家畜,
地の獣,地を這うものすべてを
支配させよう。』」
「我々」とは,神
神の尊厳を現わしています。
神は,神にかたどって,
神に似せて人を造ります。
☆彡
(創世記1:26-30)新共同訳
「神は言われた。
『我々にかたどり,
我々に似せて,人を造ろう。
そして海の魚,空の鳥,家畜,
地の獣,地を這うものすべてを
支配させよう。』
神は御自分にかたどって
人を創造された。
神にかたどって創造された。
男と女に創造された。
神は彼らを祝福して言われた。
『産めよ,増えよ,
地に満ちて地を従わせよ。
海の魚,空の鳥,地の上を
這う生き物をすべて支配せよ。』」
神は言われた。
『見よ,全地に生える,
種を持つ草と
種を持つ実をつける木を,
すべてあなたたちに与えよう。
それがあなたたちの食べ物となる。
地の獣,空の鳥,
地を這うものなど,
すべて命あるものには
あらゆる青草を食べさせよう。』
そのようになった。」
○
5.
人の創造 命の息
(創世記2:7)新共同訳
「主なる神は,
土(アダマ)の塵で
人(アダム)を形づくり,
その鼻に命の息を吹き入れられた。
人はこうして生きる者となった。
人はほかの生物と違い,
神の「命の息を吹き入れた」
ことです。
☆彡
(創世記2:4-2:7)新共同訳
「これが天地創造の由来である。
主なる神が地と天を造られたとき,
地上にはまだ野の木も,
野の草も生えていなかった。
主なる神が
地上に雨をお送りに
ならなかったからである。
また土を耕す人もいなかった。
しかし,
水が地下から湧き出て,
土の面をすべて潤した。
主なる神は,
土(アダマ)の塵で
人(アダム)を形づくり,
その鼻に命の息を吹き入れられた。
人はこうして生きる者となった。」
○
6.
創造は極めて良かった
(創世記1:31)
「神はお造りになった
すべてのものを御覧になった。
見よ,それは極めて良かった。
夕べがあり,朝があった。
第六の日である。」
○
7.
天地万物の完成
(創世記2:1-3)新共同訳
「天地万物は完成された。
第七の日に,
神は御自分の仕事を完成され,
第七の日に,
神は御自分の仕事を離れ,
安息なさった。
この日に
神はすべての創造の仕事を離れ,
安息なさったので,
第七の日を神は祝福し,
聖別された。」
創造は「完成」しました。
神は「安息」します。