「内側からの安心」
7つのケース
○
1 .恐れ
(箴言1:7)口語訳
「主を恐れることは知識のはじめである,
愚かな者は知恵と教訓を軽んじる。」
(箴言1:7)新共同訳
「主を畏れることは知恵の初め。
無知な者は知恵をも諭しをも侮る。」
(マタイ10:31)新共同訳
「だから,恐れるな。
あなたがたは,
たくさんの雀よりも
はるかにまさっている。」
神への恐れは,聖書全体に,
旧約聖書を含めて,
ほめられています。
必要以上の人への恐れには
問題があります。
旧約の恐れは畏れと
訳されることがあります。
イエスは,
たびたび,人を恐れるなと教えます。
☆彡
恐るべき者
(マタイ10:26-31)新共同訳
「人々を恐れてはならない。
覆われているもので現されないものはなく,
隠されているもので
知られずに済むものはないからである。
わたしが暗闇であなたがたに言うことを,
明るみで言いなさい。
耳打ちされたことを,
屋根の上で言い広めなさい。
体は殺しても,
魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。
むしろ,
魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を
恐れなさい。」
二羽の雀が一アサリオンで
売られているではないか。
だが,その一羽さえ,
あなたがたの父のお許しがなければ,
地に落ちることはない。
あなたがたの髪の毛までも
一本残らず数えられている。
だから,恐れるな。
あなたがたは,
たくさんの雀よりも
はるかにまさっている。」
○
2.罪
(ローマ3:21)新共同訳
「イエス・キリストを信じることにより,
信じる者すべてに与えられる神の義です。
そこには何の差別もありません。」
人の罪は神への反逆です。
神の子である
イエスを信じることで
罪が赦され,義とされます。
罪悪感に生涯,
とらわれる人がいるでしょう。
罪悪感は,
神への罪から来ています。
○
3.隣人愛
(ヨハネ13:34)
「あなたがたに新しい掟を与える。
互いに愛し合いなさい。」
隣人を自分自身と同じように
愛するというこの掟は,
キリスト教の中心です。
(ローマ13:9-10)
「『姦淫するな,殺すな,
盗むな,むさぼるな』,
そのほかどんな掟があっても,
『隣人を自分のように愛しなさい』
という言葉に要約されます。
愛は隣人に悪を行いません。
だから,
愛は律法を全うすることです。」
○
4. 自由
(ルカ4:18,19)新共同訳
「主の霊がわたしの上におられる。
貧しい人に福音を告げ知らせるために,
主がわたしに油を注がれたからである。
主がわたしを遣わされたのは,
捕らわれている人に解放を,
目の見えない人に視力の回復を告げ,
圧迫されている人を自由にし,
主の恵みの年を告げるためである。」
イエスの宣教の初めの言葉です。
イエスは,わたしたちに
自由を与えてくださいます。
○
5.道
(詩篇37:23)新共同訳
「主は人の一歩一歩を定め
御旨にかなう道を
備えてくださる。」
(ヨハネ14:6)新共同訳
「イエスは言われた。
『わたしは道であり,
真理であり,命である。
わたしを通らなければ,
だれも父のもとに
行くことができない。』」
わたしたちが歩く道があります。
その道はイエス・キリストです。
6.主
(創世記2:7)新共同訳
「主なる神は,
土(アダマ)の塵で
人(アダム)を形づくり,
その鼻に命の息を吹き入れられた。
人はこうして生きる者となった。」
「主なる神」は,人を造ります。
(ヨハネ20:28,29)
新共同訳
「トマスは答えて,
『わたしの主,わたしの神よ』と言った。
イエスはトマスに言われた。
『わたしを見たから信じたのか。
見ないのに信じる人は,
幸いである。』」
復活したイエスに
弟子のヨハネが会います。
弟子のヨハネは
「わたしの主,わたしの神よ」
と言います。
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7.愛
(ヨハネ13:1)新共同訳
「過越祭の前のことである。
イエスは,
この世から父のもとへ
移る御自分の時が来たことを悟り,
世にいる弟子たちを愛して,
この上なく愛し抜かれた。」
イエスは愛を現わしました。
(1ヨハネ4:16)新共同訳
「わたしたちは,
わたしたちに対する神の愛を知り,
また信じています。
神は愛です。
愛にとどまる人は,
神の内にとどまり,
神もその人の内に
とどまってくださいます。」
「神は愛です。」
神の本質が愛です。
神は愛であると言います。
2024-08-13