八福の教え
(マタイ5:1-12)
「この群衆を見て,
イエスは山に登り,
おすわりになると,
弟子たちがみもとに来た。
そこで,イエスは口を開き,
彼らに教えて,言われた。
『心の貧しい者は幸いです。
天の御国はその人たちのものだから。
悲しむ者は幸いです。
その人たちは慰められるから。
柔和な者は幸いです。
その人たちは地を受け継ぐから。
義に飢え渇く者は幸いです。
その人たちは満ち足りるから。
あわれみ深い者は幸いです。
その人たちはあわれみを受けるから。
心のきよい者は幸いです。
その人たちは神を見るから。
平和をつくる者は幸いです。
その人たちは神の子どもと呼ばれるから。
義のために迫害されている者は幸いです。
天の御国はその人たちのものだから。
わたしのために
人々があなたがたをののしり,
迫害し,
ありもしないことで悪口を浴びせるとき,
あなたがたは幸いです。
喜びなさい。喜びおどりなさい。
天ではあなたがたの報いは大きいから。
あなたがたより前にいた預言者たちを,
人々はそのように迫害したのです。」
神の国に入るには,
イエスを信じる信仰(ガラ2:20)と
聖霊の力が必要です。
(ローマ8:2-14)
(ガラ5:16-25)
「心の貧しい者」とは,
へりくだって,
霊的に不十分だと認める者です。
霊的な祝福は,
聖霊のいのち,力,恵みが必要です。
「悲しむ者」とは,
神の完全な基準と究極の力に比べて,
自分の弱さを認め悲しむ者ですものです。
「柔和な者」とは,
へりくだって神に従う人のことです。
「義に飢え渇いている者」とは,
キリストにつながり,
正しい関係をきづくものです。
そして,
聖霊の働きによって
日々を生きる者です。
(ヨハ19:8)
(ローマ8:5-16)
「あわれみ深い者」とは,
罪や悲しみで苦しんでいる
人びとへの思いやりと,
同情心に満ちている者です。
「心のきよい者」とは,
自分を神に委ね,
神の恵みによって
罪の力から解放された人々です。
「平和をつくる者」は
神と和解した人です。
(ローマ5:1-)
(エペソ2:14-16)
「義に飢え渇いている者」は
キリストに従い,
神に従おうとする人は,
人々の拒絶にあいます。
2019-03-31