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朝の光(聖書の言葉)

ヨハネ2章  カナでの婚礼

ヨハネ2章





カナでの婚礼

(ヨハネ2:11)

「イエスはこのことを最初のしるしとして
ガリラヤのカナで行ない,
ご自分の栄光を現わされた。
それで,弟子たちはイエスを信じた。」


(ヨハネ2:4)

「イエスは母に言われた。
『あなたはわたしと
何の関係があるのでしょう。
女の方。
わたしの時はまだ来ていません。』」


カナの婚礼で,

イエスは水をぶどう酒に変える

奇跡をなさいました。


ここでの「時」とは,

終わりの時の裁きと救いのときですが,

ここでの「わたしの時」とは,

イエスが十字架につけられる時を

あらわしています。


母とは関係なく,

父なる神の御心の時です。


「しるし」は,

ギリシャ語では「セメイオン」で

奇跡の意味で使われています。


イエスが神の子であることを

示す「しるし」です。




ぶどう酒がしたたることの

「しるし」が,

旧約聖書アモス書に預言されています。


(アモス9:11-13口語訳)

「その日には,
わたしはダビデの倒れた幕屋を興し,
その破損を繕い,そのくずれた所を興し,
これを昔の時のように建てる。
 これは彼らがエドムの残った者,
およびわが名をもって呼ばれる
すべての国民を
所有するためである」と
この事をなされる主は言われる。
 主は言われる,
「見よ,このような時が来る。
その時には,耕す者は刈る者に相継ぎ,
ぶどうを踏む者は種まく者に相継ぐ。
もろもろの山にはうまい酒がしたたり,
もろもろの丘は溶けて流れる。」



☆彡



カナでの婚礼

(ヨハネ2:1-12)

それから三日目に,
ガリラヤのカナで婚礼があって,
そこにイエスの母がいた。
イエスも,また弟子たちも,
その婚礼に招かれた。
ぶどう酒がなくなったとき,
母がイエスに向かって
「ぶどう酒がありません。」と言った。
すると,イエスは母に言われた。
「あなたはわたしと
何の関係があるのでしょう。
女の方。
わたしの時はまだ来ていません。」
母は手伝いの人たちに言った。
「あの方が言われることを,
何でもしてあげてください。」
さて,そこには,
ユダヤ人のきよめのしきたりによって,
それぞれ八十リットルから
百二十リットル入りの石の水がめが
六つ置いてあった。
イエスは彼らに言われた。
「水がめに水を満たしなさい。」
彼らは水がめを縁までいっぱいにした。
イエスは彼らに言われた。
「さあ,今くみなさい。
そして宴会の世話役のところに
持って行きなさい。」
彼らは持って行った。
宴会の世話役は
ぶどう酒になったその水を味わってみた。
それがどこから来たのか,
知らなかったので,
・・しかし,
水をくんだ手伝いの者たちは知っていた。
・・彼は,花婿を呼んで,
言った。
「だれでも初めに良いぶどう酒を出し,
人々が十分飲んだころになると,
悪いのを出すものだが,
あなたは良いぶどう酒を
よくも今まで取っておきました。」
イエスはこのことを最初のしるしとして
ガリラヤのカナで行ない,
ご自分の栄光を現わされた。
それで,弟子たちはイエスを信じた。
その後,イエスは母や兄弟たちや
弟子たちといっしょに,
カペナウムに下って行き,
長い日数ではなかったが,
そこに滞在された。


2020-09-12

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