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朝の光(聖書の言葉)

ペテロの手紙第二  解説 2022.11.16 まとめ

2ペテロ 2022.11.16 

まとめ





いのちと敬虔


(2ペテロ1:3)


「主イエスの,

神としての御力は,

いのちと敬虔に関する

すべてのことを

私たちに与えるからです。」



 イエス・キリストの弟子である

ペテロの言葉です。


 イエス・キリストは,

わたしたちに

「いのちと敬虔に関する

すべてのこと」

を 与えてくださいます。

イエス・キリストを

知ることによって,

神の性質に

あずかることができます。


☆彡


別の訳では,次のようです。


 (2ペテロ1:3 新共同訳)


「主イエスは、

御自分の持つ神の力によって、

命と信心とにかかわる

すべてのものを、

わたしたちに

与えてくださいました。

それは、

わたしたちを

御自身の栄光と力ある業とで

召し出してくださった方を

認識させることによるのです。」



☆彡


(2ペテロ1:2-4)

 「神と私たちの主イエスを

知ることによって,

恵みと平安が,

あなたがたの上に

ますます豊かにされますように。

というのは,

私たちをご自身の栄光と徳によって

お召しになった方を

私たちが知ったことによって,

主イエスの,

神としての御力は,

いのちと敬虔に関する

すべてのことを

私たちに与えるからです。

その栄光と徳によって,

尊い,

 すばらしい約束が

私たちに与えられました。

それは,あなたがたが,

その約束のゆえに,

世にある欲のもたらす滅びを免れ,

 神のご性質に

あずかる者となるためです。」






 信仰から愛へ


(2ペテロ1:5-7)


「こういうわけですから,

あなたがたは,

あらゆる努力をして,

信仰には徳を,

徳には知識を,

知識には自制を,

自制には忍耐を,

忍耐には敬虔を,

敬虔には兄弟愛を,

兄弟愛には愛を加えなさい。」


使徒ペテロの手紙です。


イエス・キリストを信じたなら,

信仰から,知識,自制,忍耐,

敬虔,兄弟愛,愛を

付け加えなさいといいます。


そうすると,

実を結ぶ人生となるといいます。



(2ペテロ1:8)


「これらがあなたがたに備わり,

ますます豊かになるなら,

あなたがたは,

私たちの主イエス・キリストを

知る点で,

役に立たない者とか,

実を結ばない者になることは

ありません。」






永遠の御国にはいる恵みを


 (2ペテロ1:11)


「このようにあなたがたは,

私たちの主であり救い主である

 イエス・キリストの永遠の御国に

はいる恵みを

豊かに加えられるのです。」

 

 イエス・キリストを

信じることによって,

永遠の御国に入る恵みを

与えてくださいます。


イエス・キリストを信じる者とは,

 神が召し,選び,聖霊を

受けた者です。



☆彡



(2ペテロ1:10,11)


「兄弟たちよ。

ますます熱心に,

あなたがたの召されたことと

選ばれたこととを

確かなものとしなさい。

これらのことを行なっていれば,

つまずくことなど

決してありません。

このようにあなたがたは,

私たちの主であり救い主である

 イエス・キリストの永遠の御国に

はいる恵みを

 豊かに加えられるのです。」






キリストの栄光


(2ペテロ1:16,17)


「私たちは,あなたがたに,

私たちの主イエス・キリストの

力と来臨とを知らせましたが,

それは,

うまく考え出した作り話に

従ったのではありません。

この私たちは,

キリストの威光の目撃者なのです。

キリストが父なる神から

誉れと栄光をお受けになったとき,

おごそかな,栄光の神から,

こういう御声がかかりました。

『これはわたしの愛する子,

わたしの喜ぶ者である。』」


ペテロは,イエスが高い山に登り,

栄光の姿に変貌するのを見ました。


そして,神がイエスを

「わたしの愛する子」と呼ぶのを,

聞いていました。


(マタイ17:1-13)


イエスは,自分が復活するまで,

この山上の変貌を語るなと言いました。




(マタイ17:9)


「彼らが山を降りるとき,

イエスは彼らに,

『人の子が死人の中から

よみがえるときまでは,

いま見た幻を

だれにも話してはならない。』

と命じられた。」


それは,復活の後,

この山上の変貌の出来事を

語りなさいと言うことでもありました。


ですから,ペテロは語りました。

それが,この手紙のこの箇所です。


イエス・キリストは,

生きているとき

「だれにも話してはならない。」

といわれることが何度かあります。


それは,時が来たときには,

正しい意味で,

状況を説明して語るようにと

おっしゃったのでしょう。






聖書の預言


(2ペテロ1:20,21)


「それには何よりも次のことを

知っていなければいけません。

すなわち,

聖書の預言はみな,

人の私的解釈を施してはならない,

ということです。」


使徒のペテロの手紙の

中の言葉です。


聖書は人の書いたものですが,

聖霊によって書かれたものです。




パウロも次のように言います。


(2テモテ3:16)

「聖書はすべて,

神の霊感によるもので,

教えと戒めと矯正と

義の訓練とのために有益です。」




偽預言者


(2ペテロ2:1-2)


「かつて,

民の中に偽預言者がいました。

同じように,

あなたがたの中にも偽教師が

現れるにちがいありません。

彼らは,

滅びをもたらす異端を

ひそかに持ち込み,

自分たちを贖ってくださった

主を拒否しました。

自分の身に速やかな

滅びを招いており,

しかも,

多くの人が彼らのみだらな楽しみを

見倣っています。

彼らのために

真理の道はそしられるのです。」



偽教師の現れた

教会に対しての警告です。


ペテロは,偽教師に対しての,

真の知識を宣べました。



「贖う」とは,

代価(身代金)を

支払うことによって

奴隷や囚人を

自由の身にすることを,

原語(ギリシャ語)では

意味します。






キリストによる贖い


(1ペテロ1:18,19) 


「ご承知のように,

あなたがたが先祖から伝わった

むなしい生き方から

贖い出されたのは,

銀や金のような

朽ちる物にはよらず,

傷もなく汚れもない

小羊のようなキリストの,

尊い血によったのです。」




「記憶を呼び覚ます」


(2ペテロ3:1)


「愛する人たち。

いま私がこの第二の手紙を

あなたがたに書き送るのは,

これらの手紙により,

記憶を呼びさまさせて,

あなたがたの純真な心を

奮い立たせるためなのです。」



手紙の目的は

「記憶」を呼び起こすためであり,

内容は次の箇所です。




(2ペテロ3:2)


「それは,

聖なる預言者たちによって

前もって語られたみことばと,

あなたがたの使徒たちが語った,

主であり救い主である方の

命令とを

思い起こさせるためなのです。」


○ 


私たちが,夜眠るとき,

聖書のことばを思い出すなら,

すばらしいことです。


エマオの途上のイエスさまの

次のことばを思い起こさせます。


(ルカ24:25-27)

「するとイエスは言われた。

『ああ,愚かな人たち。

預言者たちの言った

すべてを信じない,

心の鈍い人たち。

キリストは,必ず,

そのような苦しみを受けて,

それから,

彼の栄光にはいるはずでは

なかったのですか。』

それから,イエスは,

モーセおよび

すべての預言者から始めて,

聖書全体の中で,

ご自分について書いてある事がらを

彼らに説き明かされた。」




天と地は滅びる


(2ペテロ3:5-7)


「こう言い張る彼らは,

次のことを見落としています。

すなわち,天は古い昔からあり,

地は神のことばによって

水から出て,

水によって成ったのであって,

当時の世界は,その水により,

洪水におおわれて滅びました。

しかし,今の天と地は,

同じみことばによって,

火に焼かれるためにとっておかれ,

不敬虔な者どものさばきと

滅びとの日まで,

保たれているのです。」


古い大地が

洪水によって滅びました。


イエスが再び来られる日

(主の日)に,

現在の天地は,

火で滅ぼされ,

新しい天と地が来ます。





主の日の約束


(2ペテロ3:13)


「私たちは,神の約束に従って,

正義の住む新しい天と新しい地を

待ち望んでいます。」


偽預言者たちが

地獄に行くことに対比して,

主を信じる者は

「新しい天と新しい地」

に入れられます。


☆彡


(2ペテロ3:10-13)

「主の日は,
盗人のようにやって来ます。
その日には,
天は大きな響きをたてて消えうせ,
天の万象は焼けてくずれ去り,
地と地のいろいろなわざは
焼き尽くされます。
このように,これらのものはみな,
くずれ落ちるものだとすれば,
あなたがたは,
どれほど聖い生き方をする
敬虔な人でなければ
ならないことでしょう。
そのようにして,
神の日の来るのを待ち望み,
その日の来るのを
早めなければなりません。
その日が来れば,
そのために,天は燃えてくずれ,
天の万象は焼け溶けてしまいます。
しかし,私たちは,
神の約束に従って,
正義の住む新しい天と新しい地を
待ち望んでいます。」




新しい天と新しい地

(黙示21:1-4口語訳)

「わたしはまた,
新しい天と新しい地とを見た。
先の天と地とは消え去り,
海もなくなってしまった。
また,聖なる都,
新しいエルサレムが,
夫のために着飾った花嫁のように
用意をととのえて,
神のもとを出て,
天から下って来るのを見た。
また,
御座から大きな声が
叫ぶのを聞いた,
「見よ,神の幕屋が人と共にあり,
神が人と共に住み,
人は神の民となり,
神自ら人と共にいまして,
人の目から
涙を全くぬぐいとって下さる。
もはや,死もなく,悲しみも,
叫びも,痛みもない。
先のものが,
すでに過ぎ去ったからである」。



2022-11-16

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