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朝の光(聖書の言葉)

エマオの途上のイエス (ルカ24:28-31)

エマオの途上のイエス


(ルカ24:28-31)



「彼らは目的の村に近づいたが,

イエスはまだ先へ行きそうな

ご様子であった。

それで,彼らが,

『いっしょにお泊まりください。

そろそろ夕刻になりますし,

日もおおかた傾きましたから。』

と言って無理に願ったので,

イエスは彼らといっしょに

泊まるために中にはいられた。

彼らとともに食卓に着かれると,

イエスはパンを取って祝福し,

裂いて彼らに渡された。

それで,彼らの目が開かれ,

イエスだとわかった。

するとイエスは,

彼らには見えなくなった。」



ルオーの絵でも有名な箇所です。



不思議な記事です。


イエスはこの二人に合ったのは,

復活の事実を知らせるためだと思われます。


それなのに,イエスは,

なぜ「なおも先へ行こうとされた」

のでしょうか。


イエスの教えと行ないには,

人に無理強いをしないで

待っていることがあるようです。


ですから,イエスを知るには,

このようにわたしたちが

働きかけなければ

いけないときがあるようです。


この弟子の一人は,

クレオパといいます。


クレオパはクレオパトロスを

短く言ったものです。


クロパとも呼ばれます。


もう一人の弟子は,

クレオパの妻のマリアかもしれません。


このマリアは

イエスの十字架に立ち会っていました。




(ヨハネ19:25)


「イエスの十字架のそばには,

その母と母の姉妹,

クロパの妻マリアと

マグダラのマリアとが立っていた。」





ルオー「郊外のキリスト」

 

レンブラント 「エマオの晩餐」



 

2015.11.29


 


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