喘息の発作は、風邪、運動、アレルゲン、たばこ、気温や気圧の変化など、さまざまな刺激が原因となって起こる
また、アレルギー症状は、本来異物を感知して、排除する細胞が、暴走して自分側へも攻撃することで起こる
これまで、アレルギー症状に対しては、アレルゲン(アレルギーの原因となる物資)を排除するのが一般的だったけど
最近は、排除ではなく、むしろ少しずつ慣れていく免疫療法に180度変わってきている
例えば、食物アレルギーは「経口免疫療法」
※大人は対象外(あまり改善しないから)
花粉症は「舌下免疫療法」といった具合
以前TVで見たけど、なぜ変わってきたかというと、アメリカの農村を研究したのが発端
この農村では、アレルギー疾患の発症者がいないことから、なぜ発症しないのか調査された
その結果、この村では、生まれた時から、家畜や周りの犬(牧羊犬)や猫(ネズミ対策)といった様々な動物と触れ合うことで、アレルゲンに対する免疫力が高まることがわかった
私は、幼少時から動物アレルギーだったので、親が先回りして動物から遠ざけられた生活だった
でも、動物好きで獣医師になるため、高校では理系を選択
しかし、アレルギーを克服できず断念した
もっと早くこの番組を見ていたら、当時の治療が今のような治療に変わっていたら、私の人生は変わっていたかもしれない
25歳~32歳の頃、何度もアナフィラキシーショックでICUに入院した
疑いのある食物は食べないようにしたし、今も食べていない
一方で、この頃から、エピペンの使用や、経口免疫療法が少しずつ世の中で導入されていた
そんな頃に、職場の敷地内に置き去りにされた猫たちと出会った
同僚と手分けして、2匹連れて帰った
この時は、緊急避難的なつもりだったし、引き取り手も見つかったけど
結局、家族みんな情が移り、そのまま我が家の住人となった
この時、上記TVを見た後だったので、猫と一緒に暮らすことで、アレルギーを克服できるのでは、と思ったのも決断した理由の一つ
また、子どもたち(5歳、2歳)にアレルギーが遺伝してる可能性もあるので、早めに一緒に過ごすことで免疫が上がることを期待した
それから1ヶ月ほど、アレルギー症状は出たけど、その後、症状は消えた
猫たちと生活してから、アナフィラキシーショックで救急車で運ばれることが無くなった
夫の実家にいる犬たちに触っても、アレルギー症状が出なくなった
2年前のアレルギー検査では、猫アレルギーはマイナス(アレルギー無し)だった
この結果から、たぶん猫たちと過ごすことで免疫力が高まったんだと思う
アナフィラキシーショックの時は「1万に1人」とか「後世の人類の為に研究対象になってほしい」とか
今回の喘息の経過も、「論文対象になる」とかDrに言われるくらい
どちらかというと、暴走が激しいカラダのようなので
そういう意味では、論文まではいかないけど、アレルギー疾患や喘息の人たちの参考になるんじゃないかな
ちなみに、アレルギー検査では、米、大豆、小麦、ピーナッツなどがプラス(アレルギー有り)になるけど、普通に食べてます
(デュラム小麦のパスタは限定されるけど)
※TOP画像は、我が家のアジサイ
何だか水彩画みたいฅ(ỏ∀ỏ)ฅ
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