2年半前の春に應典院でつちびと展をするはずだった時と
今回と・・同じ置き場所にしたつちびと達が居る
本堂に・・ほとんどの祈りのつちびと達を配置した中で
唯一気づきの広場の一番奥に置いた白い道化師たち
このつちびと達も・・祈りのつちびと達だ
應典院のつちびと展は・・今日の６時で終わる
だけど・・
私の祈りは・・歩み始めたばかりかもしれない
昨日・・アーティストトークで秋田住職様と対談して
少し・・迷いが減った
これからは・・私はもう祈りという言葉を戸惑いなく使おうと思う
私の中にある・・ただ手を合わせるしかない・・という想い
それは確かにつちびと達の中にある
というか・・私の中にある
應典院の在廊のなかで・・
私の中のいろんなことが・・くっきりとしていく
宗教は持てない
どんな神様も信じていて・・信じていない
ただ・・私の中にはどうしようもなく祈りたい気持ちがある
そんな迷い人が私なのだ・・とわかった
その迷い人の私を・・
それでもいいよ
私たちはあなたを肯定する
そう言ってくれているのがつちびと達
そう思った
そして・・同じく
つちびと達は・・あなたにもそう伝えたいと思っている
ぼんやりと・・新たな夢がうかんだ
ギャラリーでのつちびと展とは別に
ホスピスなどにつちびとを置きたい
そんなことを思い始め・・應典院で終末医療などにかかわった経験のある方に
口に出してみた
私の言霊を飛ばす
そして必要とされる場所に・・つちびとを飛ばしたい
今日で・・應典院でのつちびと展は終わるけど
應典院に在廊していた時間に感じた感覚・・
秋田住職からいただいたお言葉
そして・・お墓からの光
そんなものが・・今の私を包んでいる
残りの私の人生の時間
つちびとにできることを探そうと思う
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可南つちびと展 in應典院 『いのちの数だけ』
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