朝６時過ぎに本焼きの窯の温度を確認に行った
まだ・・目標の温度には達していない
１０００度を超えた窯の隙間から洩れるオレンジ色の光と
窓から届く朝焼けの陽ざし
それらが混ざり合って
唯一アトリエに残していたつちびと『灯心（とうしみ）』さんが
少しオレンジに染まっていて
暑くてたまらない空間で
それでも写真に収めた
このつちびと達は・・次の素焼きの窯に入れる予定
その後８時過ぎに・・１２５０度まで達し
３０分の炙りをして・・窯は止まった
たぶん・・中のつちびとを取り出せるほど窯が十分冷めるのは・・日付をまたぐだろう
思ったように焼きあがっているといいのだが
この時間は何度経験しても
心臓を締め付けられるような想いがする
ただ・・その時間を苦しみながら待っても仕方がないので
久々に公園に行く
空が青い
ずっと手元だけを見ての作業の日々だったから
距離のある景色を見ることで
心が緩む
少し楽になる
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