今は亡き父にも
そして・・・90歳になる母にも
大切に育ててもらったと思う
ただ・・・ひとつ
私が 物心つくかつかないかの頃
「死んだら、どうなるの?」と 聞いた時
母は何の答えもくれず・・疳の虫が起こっていると 私を鍼に連れて行った
そのたった一つのことが 私の人生の核を作り・・今に至っている
正解など・・誰にも答えれるわけはなく・・・
母が・・私の質問を疳の虫のせいにしたかった気持ちも 今なら解かる
でも・・おんなじような場面に さだまさしさんの小説『精霊流し』の中で出会った時
自然と・・涙が流れていた
すごい答えが用意されていたわけではない・・
飼い犬のパールが死に・・・その悲しみをきっかけに
「死んだらどこに行くと?」と聞く少年の問いに
祖母は
「大切な人のそばでずーっと守ってやるとよ」と 明るく笑って答えた
科学的な根拠などないし・・
この年になると はいそうですかと素直にうなづけないかもしれないけど
少なくとも・・同じように猫の死がきっかけだったあの頃の私は・・
そんな答えをもらいたかったなあと思う
そして・・たぶん・・50年以上経って
欲しくて、欲しくてたまらなかった答えを・・・やっと・・・もらえた
その答えをもらったからといって 自分が消え去る事の恐怖がなくなったわけではない
でも・・・・
置き去りにしていたあの当時の私は 少し・・・楽になった
ずっと・・・胸の奥にしまっていた宿題の答えが・・・1つ・・わかった気がした
たぶん・・わたしは・・こうして
残していた宿題を 解いていくのかな?
夏休みは・・まだ・・・たくさん残っているのかなあ?
宿題提出 ぎりぎりになってなかったら・・いいな
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