個展終了後すぐに送っていただいたメールの一部です
「可南さん、WEB個展という形で開催して下さり、ありがとうございました。
今回の個展は逆に不思議にも、つちびと達をこんなにも身近に感じて手ざわりさえ味わえる日々でした。
可南さんとスタッフの真由美さんが、写真や動画を載せて下さった熱意が伝わってきて、こころが温かくなりました。
一つ一つのつちびとに込められた思いを聴き、又ゆっくりと向き合うーこんな贅沢な個展に参加できて幸せです。
会場で歌をうたって下さった方、窓の外に車が走っていてライブそのもので応援歌でした。笑って泣きそうでした。」
こんな言葉やあんな言葉
あんなお酒やこんなお菓子(笑)
なんどもナデナデして・・個展の緊張や疲れを癒しながら
窯の温度が冷めて・・素焼きの終わったお守りを取り出せるのを待っています
動画の時にも思わず口から出てたけど・・・・私の口癖に
「なんなんでしょうねぇ・・」というのがありました
あの動画の中の言葉たちはは文章を読んでいるとき以外は
真由美ちゃんとざっくりとした打ち合わせしかしてなくて
事前に話すことも考えていないからこそ、口から出た言葉なのかもしれないですが
でも・・考えてみると‥マイナスのことが起こった時にも
私はよく・・
パニくった後しばらくしてから・・この言葉のような感覚がやってくるのかもしれません
今起こっていることなんなんだろう
このつらさにも・・意味はあるのか
この哀しさにも意味はあるのか
そんなところを行ったり来たりして
それでも・・何とか胸に収める形を探し続ける
今・・私は・・コロナというものに対しても
同じく・・
なんなんでしょうねぇ・・と思っています
まだ・・答えは出ません
いや・・ずっと出ないかもしれない
だけど・・でないからこそ
探し続けるのです
なんなんでしょうねぇと・・繰り返しつぶやきながら
コロナのもたらす病という側面はもちろんのこと
命を人質にとっての・・行動や営みへの強制的な制限
それによる・・価値観のどんでん返し
心への弱い部分への・・揺さぶり
ずっとずっと・・なんなんでしょうねえと思ってきました
今も思っています
だけど・・あんな形で個展を開き
皆さんのありがたい反応を頂き・・
とことん悩みぬいた挙句の決断を・・温かく見守っていただけ
肯定していただけ・・
私の・・なんなんでしょうねえの癖も・・それほど悪くないかもしれないと
思わせていただきました
今も・・・・私はコロナという病気が怖いです
恐いことと・・どうしても譲れないことと
その間合いを行ったり来たりしています
でも・・それでもいいよと・・
この向こうの方々が教えて下さったような気がしています
個展は終わってしまいましたが・・
Web個展は終わっていない
私と・・画面の向こうの方々は今も繋がっている
そう信じたいと思います
この画像は・・個展のある夕暮れ時に
たまたま発見した影です
影も光も共存して・・やさしい姿を浮かび上がらせてくれていました
叶うなら・・
私は・・そんな世界を皆さんに支えていただきながら生きていきたいと願います
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★ 個展動画です
1日目 お守り作成風景動画は
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2日目 ギャラリー風景
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3日目 夕方のギャラリー風景
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4日目 つちびと紹介 「存在の救い」・「会いたい」・「祈りにも似て」
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5日目 佐々木・裕(ゆたか)つちびとライブ
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6日目 ちいさなつちびとたち
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7日目 エントランス付近のつちびと
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8日目 可南さんよりみなさまへ
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9日目 つちびと紹介 「母」・「祈りにも似て」
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10日目 つちびと紹介 「コンソラシオン」・「受容」・「優しい朝」
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11日目 つちびと紹介 「白い道化師」・「ブレーメン 誰も捨てられない世界」など
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最終日 つちびと展示風景とご挨拶
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6月3日 今日のひとひら
★つちびと写真絵本『泥の水へとかかる虹』をご希望くださる方は
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2019年の個展の会場風景は
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2018年のつちびと展の会場風景は
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