30年、前だけ見て走ってきて
独り身になってからのこの10年は、更にがむしゃらだった
だから・・いま
顧みる時がやってきたのかなあと思う
ここ何日か、普通のことをしている
久々に、お風呂場で、洋服の手洗いをした
つちびとを作ること以外に時間を使っているのが不思議だ
そして・・今日は、一つのつちびとに焦点を絞って、成形過程をブログに載せてみる
それも振り返るということから、焼きあがった姿から、逆送りの形で
まずは、ワイアートのつちびと展に飾られていた時の『光抱く時』
そして、さかのぼって本焼き後、自宅で撮った写真
更にさかのぼって、素焼きも本焼きもする前、成形が完成した時
そして次は、まだ、お婆ちゃんの髪や眉に化粧泥を塗らず、土色の時
割烹着まで土色の時
そして、一番最初、
お婆ちゃんは、まだ誕生していなくて、お婆ちゃんが抱く赤ん坊の成形だけが完成した時
つちびと達は、こんなふうに、何日もかけて
いくつかの段階を踏んで完成に近づいていきます
個展期間中は、訪れて下さった何人かの方々に
赤ちゃんだけ取り出して、手の中に抱っこしていただきました
そのたびに、みんなが口をそろえて・・かわいいと言ってくださいます
それも、お決まりのような可愛いという口調ではなく
本当にいとおしくてたまらないというような口調で
その時になって初めて、このつちびと達は完成したのかもしれません
じつは、こんなふうに段階を追って、つちびとの完成するまでの画像をブログに載せながら
私は、たぶん つちびとを観てほしいのではなく
感じてほしいのでしょう
だから・・じかに会って頂くことに
懸命になってしまうのでしょう
ワイアートさんが、会場風景の一部を動画にとって
YouTubeにさっそくアップしてくださいました
ご覧いただけたら嬉しいです
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★可南つちびと展
『土の中から、みつけた光』 終了いたしました！
お返事
アルのこと、私のことを思って、寄せていただいたお言葉やお花
ほんとうにありがとうございます！
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