母のところに行ってきた
母は・・もう、自力で坐れないのはもちろん
言葉も発しなくなっている
目もつぶったまま
それでも・・ヘルパーさんの力を借りて
クッションを挟みながら、車椅子に何とか坐らせ
持って行った茶碗蒸しとゼリーを・・スプーンで口に運ぶ
言葉への反応も乏しいから 食べてもらうために
母の手をさする
すると・・わずかに口を開いてくれて
そこにそっとスプーンを滑り込ませる
それの繰り返し・・
体重は・・28キロほど
体は硬くなってきていて
布団をめくった時に感じた母の体は
細い鉄の棒を・・くの字に折ったみたいだ
手足は・・硬直していて
硬くもろく・・ちょっとしたことで折れてしまいそう
母と会った後は・・
受け入れがたい姿に 私は立ち上がれないほど疲れ・・しばらく寝込む
それでも・・・
母の命には・・意味があると思う
少なくとも・・私にはある
直視することは・・苦しいが
たとえ意志の疎通が図れなくとも
手をさする度に口を開けようとする
食べようとする
飲み込む
どんな状況でも・・・
だれにも・・
命の値打ちを測ることなんて出来ない
ぜったい・・できない
秋の展示会のおしらせ
10月12日(水)~18日(火)
AM10:00~PM 8:00(最終日17時閉場)
大丸 神戸店 7階 くらしのギャラリー
神戸市中央区明石町40番地
電話:078-331-8121
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