さっき・・突然
もう１０年近く前に亡くなったミュウという猫のことを 思い出した
たまらなく・・たまらなく・・・息をする生身のミュウに触れたくなった
なんで・・・いまごろ・・・
私は
自分のバランスをとるために
辛くてたまらないことに ずっと蓋をして生きてきた
かわいい自分を守る為・・・いっぱい蓋をした
ミュウの最後は・・・相当厳しい物だったから
思い出すことを・・・なるべく・・避けていたのかもしれないけど
焼きあがったつちびとの写真を撮っていたら
急に・・あの仔に 会いたくなった
生身のあの仔を・・・ぎゅうとしたくなった
スリスリして・・・嫌がられても顔をうずめたくなった
１０年も経って・・・・やっと・・当時とは違った想いで
あの仔の不在を・・抱きしめる
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