個展という形で作家活動を始めて・・10年経ちます
その間に・・私自身の境遇も変わりました
そして・・出会えたギャラリーさんの状況も・・変わっていって
いくつかのギャラリーは・・諸事情により閉じられました
ギャラリーとの距離を 展示期間中だけの仕事相手とだけは思えない私は
そのたんびに・・自分の一部がなくなるような寂しさを感じてきました
でも・・私自身が変わっていくことすら・・自分でどうしようもなかったのに
・・寂しさを引きずったところで・・どうしようもない
なくなること・・形を変えること・・しかたがないのだと
思えるようになってきています
最近・・ゆっくりパソコンの前に座る時間を取れなくて
他の方のページを見れていなかったのですが
たまたま・・・開いたページで・・知ったことがあります
私にとって ある時期、特別な場所だった『天音堂』が 姿を消すということ
一年ほど前から、ギャラリーとしては閉じていられていたので
お訪ねする機会がなくなっていたけれど・・
地下鉄の26番出口を出て歩いていけば・・その場所は
変わらず・・存在してくれているだろうと、思い込んでいました
でも・・・その部屋は・・もうすぐ他の方の持ち物となり
天音堂そのものが・・姿を消す
そのことをネットで知った次の日に・・お電話を入れ・・訪れました
天音堂は・・私にたくさんの出会いをプレゼントしてくれました
私が、一番大変だった時期
天音堂とぎゃらりいホンダが いつでも、私を快く迎えてくれました
その時の私にとって・・天音堂が存在してくれたことで・・・どんなに救われたことか
変わっていくことは・・どうしようもない
どんなに寂しくてもどうしようもない・・・
でも・・せめて・・その場に
感謝の気持ちだけでも・・伝えに行かないと・・あかんやろう・・と
心の中の私が言いました
雨の上がった夕方・・26番出口からの道を歩きながら
きっと・・もうこの道を再び歩くことはないのだろう・・と思い
天音ちゃんの祭壇もなくなったがらーんとした天音堂に入れていただき・・
平明さんと天音堂に お礼を言ってきました
天音堂に着いてから・・少しして
びっくりするような雷の音と共に・・
あがったはずの雨が再び酷く降り始めました
寂しさを押し殺していた私の代わりに・・泣いてくれていたのかもしれません
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