命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

「祈り」という言葉について


私は、よく「祈り」という言葉をつちびとのタイトルやブログにも書く

でも・・このところ、「祈り」という言葉を使うたびに・・

果たして・・その言葉でいいのかと手を止める時がある



世間で使う「祈り」という言葉と私が使う「祈り」という言葉の微妙なずれ




一般的に「祈り」という言葉を使うとき・・それは他力本願なイメージが強いような気がする

でも、宗教を持たない私が使う「祈り」という言葉は

内から沸き起こり・・内に還る・・そんなものに近い



その違和感を何とかしたくて・・もっと私がいだくイメージに近い言葉はないかと考えるのだけれど


宗教学も哲学も心理学も学んだことのない私には・・

自分の心に一番近い言葉が思いつかない


で・・悩んだ挙句・・やっぱり「祈り」と書いてしまう



そんなことを繰り返している


でも・・やっぱりずっと、自分の祈りについて考え続けている



さっき・・お風呂に入りながら・・また「祈り」という言葉について考えていたのだけれど


ふと・・10年以上前に作ったつちびとに寄せた言葉が浮かんできた



その言葉は・・


結局・・自分は、自分で抱きしめるしかないのかもしれない

というもので・・



そしたら・・さらに

湯船の中である考えが浮かんできた



掌と掌を合わせて祈る・・その合わせる行為にも似ていて

あえて言うと私が「祈り」と呼ぶものは



「自我のようなもの」と「訪れる運命」をすり合わせようとする行為

なのではないか・・と




昨日のブログに書いた

実際には猫が埋まっているわけではないお墓に

毎日手を合わせに通った行為も・・


無意識のうちに・・「自我」と「運命」をすり合わせていたのではないのだろうか







また今日から・・一から母に取り掛かりました

とりあえず、足の部分を作って

ある程度土が固くなって、体の土を上に載せても耐えられるまで乾くのを

今は待っています


今日のひとひら


お休みです

***

 

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