昨夜、素焼きの窯出しをした
すでに、本焼きを終えたブレーメン以外の成形をしていたものたちの素焼きだった
それは・・アルが旅立って作ることすら出来なくて
それでも・・もがきながらも
なんとか、作ることに戻っていったその日々のものたち
骨壺を作ってみたり
お坊さんのような形を模索したり
自分でも、一体何がしたいのかわからなかった
でも・・私のどこかが土を触れと言ったのだと思う
触って・・触って
いつしか・・ブレーメンに行きつけた
今回、素焼きの窯から出てきたものたちは
そんな私の手探りの・・・苦しみの産物
アルが逝ってから・・哀しみとか後悔とか、そんなはっきりした感情を突き抜けた
私を支配した虚無という感情
それでも・・土は私を見放さなかったのだと思う
この意味不明の迷いの時期も、そしてその日々の産物も
大切にしよう
今も・・虚無のその根っこは消滅したわけではなく
ふとした時、そこに引き戻されそうになるけど
大阪のおばちゃんは
「可南は、作ってなんぼや!」
そんなツッコミを自分にいれよう
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