昨日、生まれて初めて、アートフェアなるものに行ってきた
『ART OSAKA 2019』は、入場料1800円で、ホテルのワンフロア貸し切られた催し
とても多くのアーティストの作品が、個室ごとに飾られていた
何か・・私は、他者から学びたかったのかもしれない
向上心というやつが、初めて芽生えたのかも
本当に、多くの作品があった
在りすぎて・・感動というものは・・ほとんど残っていない
多くの部屋に、工夫されているとはいうものの
所狭しと並べられている作品
作家やギャラリーのエネルギー
そして・・あまりの人の多さに・・
ぶつからないようにと常に気に掛けながらでしか鑑賞できない空間
54のギャラリーが参加されていて
それぞれのギャラリーが力を注いでいる作家さんの作品たちが並んでいたのだろう
高名な方、新しい力、奇抜さ・・パワー・・
いまどきのアートが、そのフロアに詰め込まれていて・・息ができなくなった
アートフェアは、過剰で、今の社会そのもののように感じた
そして・・私の住む世界ではないと思った
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唯一、身をかがめてもみたいと私が思った作品は
土屋仁応さんの『熊』という作品
その作品だけは・・広いベッドに一つだけ・・眠っているように置かれていた
ほっとした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/48/8240d9b2cec89b063dc0d966dc79e6e0.jpg)
自分の作品のあり方
発表の仕方
個展のあり方
たぶん・・今まで通りのこだわりを守っている限り、私は多くの方との出会いはないだろう
でも・・昨日アートフェアに行ったお蔭で
それも仕方がないことだと思った
それを受け入れてでも、訪れて下さる方々が
ホッとしたり、心の悪露を流したり・・・そんな場所を作りたいと思った
何時間もかけてアートフェアの全室、全作品を一応すべて見たから・・最後はまるでノルマのように感じて
足も脳も限界というほど疲れ果てていたけど・・・
更に歩いて、秋に個展を行うワイアートに立ち寄り
天井の写真を撮らせていただいた
他者を見ることで、揺るがない自分が見えてきた
私は・・消耗させない個展を目指したい
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★ 秋の個展のお知らせ ★
可南つちびと展 「祈りにも似て」(仮題)
会期:2019年11月12日(火)〜11月23日(土祝)
開場時間 11時〜19時
*(11月17日日曜日・と最終日11月23日(土祝)は11時〜17時
11月18日月曜日は休み)
今回は最終日が11月23日土曜日となっておりますので、ご注意ください
場所:ワイアートギャラリー 大阪市北区堂山町15-17ACT3-1F
TEL 06-6311-5380 info@yart-gallery.co.jp
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c3/71c7abe8432bff49734fe3328d90b43c.jpg)
![symbol3](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/symbol3.png)
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11月のつちびと展の会場風景は
こちらから
★つちびと写真絵本『泥の水へとかかる虹』をご希望くださる方は
こちらから