無償で・・人が人のために何かをする
そのことを・・目の当たりで教えてもらった
斎理屋敷から帰って
いろんなことが・・頭をぐるぐる回っている
もっと・・お話したかったなと思う方が・・何人かいて
そのなかでも・・
最終日、イベントを企画してくださった森文子さん（この方が、つちびとを東北にいける道をつけてくださった方）と一緒に
なごみ似顔絵の 熊谷祥徳さんも参加くださって
入り口近くの場所で・・希望してくださった方々の似顔絵を書いてくださっていた
パフォーマンスをされた（このことは後日書きます）森さんの趣旨は
来館した私のために
「つちびとに寄せて～また 巡り逢えるために～」というテーマがあったことは
ぼんやりと森さんから知らされていて
ありがたいなあと思っていました
そのイベントにどういう経緯で参加してくださることになったのかは知らされていなかったのですが
参加してくださったなごみ似顔絵の 熊谷祥徳さん
期間中に・・すでに斎理屋敷のつちびと達に会いに来てくださり
心を動かしてくださったことは森さんから少し伺っていましたが・・
最終日が、なにしろ私は初対面
少しお話できたとき なにげない私のパネルの言葉を・・ほめてくださったのですが
なにせ・・人見知りが変なふうに出る私・・
ほめていただければ頂くほど・・なんとお答えしていいのかわからず
ちゃんとした対話ができぬまま・・
熊谷さんは ご自身の場所に戻られ
似顔絵を待ってくださる方達のために食事もとらずに描き続けられたのでした
そして・・４時３０分、斎理屋敷が閉館して・・
森さんはパフォーマンス終了後に お気持ちで入れていただいた投げ銭を
私に渡そうとしてくださり
それと一緒に 熊谷さんも似顔絵を描いて集めたお気持ちのお金
全部を私にゆだねようとしてくださる
瞬間・・私は・・どうしていいかわからなくなる
森さんが・・私の応援のために・・手渡そうとしてくださるのは
ありがたく申し訳ないが・・まだ・・何とか理解できる
でも・・この日初めて会った・・熊谷さんが
同じようにしてくださったのには・・どう反応していいかわからず
ただただ・・あわてて・・しどろもどろにお礼を言った
何で・・無償で・・、そんなことができるのか
その日が初めての・・私のために？
今も・・その答えは・・見つからず
あの時・・もっとお話できたら・・と
大阪に戻ってからも・・心残りだ
森さんや熊谷さんが集めてくださったお金・・それを持ち帰るなんて・・
私には・・無理だ
ぎりぎりそのことの判断だけは・・できて
皆さんの気持ちの詰まった大切なお金、森さんに預かっていただき
つちびと達を東北で必要としてくださる方達に、
何らかの形でお届けするために、お金が必要になったとき使っていただきたいとお願いした
私への連絡費や・・斎理屋敷に飾ったパネルのこれからの展開のための費用
そんなものに使っていただけたらと思って
無理やり押し付けるようにして預かっていただいた
今回の宮城のたび・・
熊谷さんも森さんも斎理屋敷の人たちも・・ほかにも・・
やさしすぎて・・あったかすぎて・・
まだ・・整理できずに・・
自分の気持ちを探り探り・・ブログに書いている
まとまりのない文章になっていたらごめんなさい
もし・・もう一度・・熊谷さんにお会いできたら
聞いてみたい・・
どうして・・そんなに無条件で人にやさしくできるのですか？・・と
震災で・・多くのものをなくされたであろうのに
それでも、与える側に回れる・・その気持ちの豊かさは・・
どこから来るのですか？
もっと・・心を裸にして・・たずねたい事が一杯あると 今ならわかる
自身が震災にあっていないから・・踏み込んでいいのかどうかわからず
不用意な発言をしてはいけないと思う怯えが
斎理屋敷でのとき 差しさわりのない対応をさせたのではないか
遅いかもしれないけど・・もし・・次お話しする機会があるなら
もっと・・もっと・・深いところで・・みなさんとお話したいなあ
★
宮城県丸森町 斎理屋敷
可南つちびとパネル展 『いつか 届く日』
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来年の可南の活動
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来年２０１６年４月１３日～１９日
東京都 丸善・丸の内本店 ４階ギャラリーＢ
可南つちびと展
