若い頃、私はちゃんとした美術教育を受けたわけではなく
つちびと作家になってからも、デッサンやクロッキーを経験したこともなかった
でも・・今回のつちびとを作る時・・初めて思ったのだ
人の顔って・・どんななのだろう・・と
長年つちびと(陶人形)を作り続けてきて・・やっと、そんなふうに思えました
今更ですか!と自分に突っ込みを入れつつ
まだ、前に進みたい気持ちが残っていた自分に 少しびっくりしています
とは言うものの、デッサン会とかに参加するのは恥ずかしいし
独り暮らしの私は、家の中では、モデルになってくれる人もいない
しかたがないので・・
あえて・・すっぴんのシミだらけの顔を、寝転んで自撮りしてみた
化粧しないありのままの人の顔を見てみたかったのです
すっぴんの方が、醜さも老化も含めて
人の本質が写ってくれる気がしたのです
お見苦しい写真を載せて・・ごめんなさい
本物をつかみたくて
本物を作りたくて
でも、いったい何が本物なのかわからないまま
なにかを探し続けているのです
もちろん、新作の女性は私がモデルではありません
あくまでも私の写真は、人というものを知る手がかり
あえて・・新作、人と比較して猫をリアルにしなかったのも
私なりの気持ちのリアリティなのです
今日は・・女性の洋服か猫どちらを白にするか悩んだ挙句
猫を白ネコにすることに決め女性の靴下と猫を化粧泥で塗ってみました
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★可南つちびと展
11月6日(火)~11月18日(日)
11時~19時 (日、祝日は 午後5時まで・月曜休廊)
ワイアートギャラリー
〒530-0027 大阪市北区堂山町15-17ACT3-1F
TEL 06-6311-5380
お返事
michiさん、素敵な感想を残してくださってありがとうございます。ホッとしました。